講演を行うエスキュービズム 取締役 ソリューション事業部 事業部長 武下真典氏

HONの工藤氏の次に登壇したのが、エスキュービズムの取締役 ソリューション事業部 事業部長、武下真典氏だ。「事例で知る! 全国100店舗とECを連動させたジュンク堂のO2Oインフラ」というテーマを掲げた同氏のセッションでは、EC×店舗×物流を連携させた、丸善&ジュンク堂O2Oプロジェクトの事例を紹介。2クリックでの店舗取り置き、全店在庫引当、250万件書誌データ更新など、どのようにネットとリアルを統合させていったのかを解説するとともに、今後小売業がオムニチャネル/O2Oに取り組む際のポイントなども示した。

ECサイト注文者の5人に1人は店舗受取りを選択

「最初に丸善&ジュンク堂ネットストアのサイトリニューアルのお話しをいただいた時は、正直、店舗ならともかくアマゾン以外のECサイトで誰が本を買うのかな、と疑問だった」──開口一番、武下氏は、プロジェクトの話を受けた当初の感想について本音を明かした。

しかし、そんな同氏の疑問は杞憂に過ぎなかったのだ。実際、丸善&ジュンク堂ネットストアでは具体的な数は非公開だが毎日相当数の本が売れている。近くに実店舗がある場合も多いため5人に1人は店舗受取りを選択しているという。

「ネットで本を買う場合、アマゾンなら配送、楽天ならポイントという強みがあるが、丸善&ジュンク堂ネットストアには確実にその日のうちに本を手に入れられるという強みがある。この強みを生かすシステムをつくろうとまず思い立った」(武下氏)。

書店とO2Oの関係について考える時、書店のビジネスとは何かを突き詰める必要がある。それは、以下の3つに集約されるだろう。


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PDFには武下氏を含め、3講演者分の内容が掲載されております。

「O2Oに最適なインフラづくりを丸善&ジュンク堂の成功事例に学ぶ──エスキュービズム、武下氏」
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本稿で紹介している、「O2Oに最適なインフラづくりを丸善&ジュンク堂の成功事例に学ぶ──エスキュービズム、武下氏」(10/24開催のセミナー講演内容を編集)のPDFを無償で配布しています。下のリンクからアンケートページに進んでいただき、アンケートにお答えいただいたあとにダウンロードできます。

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