アシストとクリックテック・ジャパンは2月9日、クリックテックが提供する連想型高速インメモリBIプラットフォーム「QlikView」とそのオプション製品であるレポーティングソリューション「Qlik NPrinting」が、ヤマシタコーポレーションに導入されたと発表した。

ヤマシタコーポレーションでは、業績管理などを行うために、毎月各地に展開するサービス拠点とデータをやり取りし、オフィスツールを使用して集計・分析を行っていたが、毎回手作業で行う処理が発生するため、その負荷が課題となっていた。

そこで、会計システムのリプレース計画に合わせ、業績管理や在庫管理の分析手法を見直すとともに、新しい分析ツールの導入を検討。2014年、データの取り込みと集計処理を自動化するQlikViewを導入した。

稼働後は帳票作成の自動化が進み、各事業の実績値の可視化や、在庫管理の強化に取り組んでいたが、情報活用のさらなる推進を目指し、2016年、Qlik製品のオプションであるQlik NPrintingの採用を決定した。

Qlik NPrintingは、QlikViewが生成したチャートや分析結果を、ヴィジュアルなレポートとして出力・自動配信できるというもの。出力形式は、Microsoft Officeのほか、HTML、PDFなどに対応しており、配信スケジュールを設定したり、役職・所属部門に応じた情報配信を設定したりすることが可能となっている。

なお、アシストはヤマシタコーポレーションに対し、オンサイトでのドキュメント開発支援や運用方法のレクチャー、専任のサポートメンバーによるサポートサービスを提供する。