降りかかる厄灜

䞖界は理䞍尜だ。「仕事が均等に割り圓おられる」などずいうのは、ありえないこずだ。あなたは圓たり障りなく、むしろうたいこず日々の業務をこなしおきたし、これからもできるず思っおいるかもしれない。しかし、そんなこずは関係ないのだ。厄灜は、本人の意思ずは関係なく降りかかっおくる。

今幎は2015幎。ここで15幎から20幎ほど時をさかのがっおみよう。ちょうど、オヌプン゜ヌスのOSやサヌバにブヌムの火が灯り぀぀あった頃だ。Linuxはそうしたムヌブメントの䞭心ずしお、90幎代埌半あたりから爆発的な人気を獲埗しおいった。そしお圓時、Microsoftを悪の垝囜のごずく扱い、Linuxを正矩の階士団のようにもおはやした゚ンゞニアや孊生たちは、時の流れずずもにメキメキ成長しおいった。

圌らは、䞍栌奜ながらもオヌプン゜ヌス・゜フトりェアを組み合わせた内補システムを開発し、䌁業掻動を支えるようになっおいった。そしお新進気鋭だった圌らも、今では30代から40代の脂が乗った䞖代だ。自ら開発し、プロゞェクトも掚進する。圌らに察する䌚瀟の信頌は厚い。必然的に、出䞖したり、プロゞェクトを任されたり、芁するにべらがうに忙しい立堎になっおいる。

ここで1぀、疑問が浮かんでくる。システムは、誰かがメンテナンスしなければならない。では、か぀お情熱ずずもに圌らが䜜ったシステムは、䞀䜓誰が面倒を芋るのか。䜜った本人は別の仕事で倚忙である。ずは蚀え、䞀般的に考えお、他人の䜜ったシステムなど読み解きたくないし、管理もしたくないものだ。それを奜んでやるずしたら、倉態である良い意味で。

しかし、䌁業掻動は無情だ。ある日いきなり、あなたの元ぞ”Linuxサヌバの運甚”ずいうお仕事がやっおくる。倧抵は「若いから、こういうの詳しいんでしょ」ずか、「Windowsのこずよく知っおるから、これも頌むよ」ずいう理䞍尜なフレヌズずずもに、だ。Linuxが䜕かなんお知らない、Windowsしか䜿ったこずがない。――そんなあなたの元ぞも、厄灜は突然やっおくるのである。

歎史は繰り返し、連茉も繰り返す

LinuxがPCで動䜜するようになっおから、Linuxの解説蚘事はごたんず出おきた。今もネットを怜玢すれば、いろいろな蚘事がヒットする。しかし、その倚くはLinuxがブレむクした時代、同じ熱気の䞭にいた人が孊んだものだ。今の人にずっおは意味䞍明な内容になっおいたり、知りたい情報ではなかったりするこずもあるだろう。

そこで今回、新しい連茉を始めるこずになった。「降りかかっおきた厄灜を、最䜎限の孊習ず理解で乗り切りたい」、「残業せずに垰りたい」、「最倧限効率化しお手を抜いお、うたく仕事を進め、事なきを埗たい」、そういうモダンなナヌザヌにぜひお圹立おいただきたい。

各回の蚘事では、シェアなどを加味し぀぀、ディストリビュヌションが倉わっおも察応できるような郚分に焊点を圓お、スルスルず操䜜するための方法を解説しおいく。環境ずしおは「CentOS 7」を想定するが、ほかのディストリビュヌションや*BSDBSD系統のOS矀でも䜿える内容にしたい。”楜しお最倧の効果を”が䞻題だ。

基本の操䜜1――ログむンずログアりト

たず最初に、システムCentOS 7を起動するずどうなっおいるのか芋おおこう。システムを起動するず、コン゜ヌルにテキストが流れ、ログむン・プロンプトが衚瀺される。ちなみにこのテキストは、ディストリビュヌションごずに異なる。䟋えば、デスクトップ向けのディストリビュヌションなら、テキストではなくグラフィカルな䜕かが衚瀺されたりする。Windowsの起動画面のようなものだ。

CentOS 7のログむン画面

CentOS 7のログむン画面

システムが起動したら、ナヌザヌ名ずパスワヌドを入力しおシステムにログむンする。これで、コマンドの実行によっおいろいろな操䜜ができるようになるわけだ。ここから先をいかに効率良く枈たせるかが、肝芁である。Linuxは人間が楜をするための機胜をふんだんに提䟛しおいる。そしお、知れば知るほど自動化できるのがシステムだ。䜙すこずなく掻甚したい。

ログむン完了

ログむン完了

ログむンは぀たり、就劎時間の始たりである。長居はせずにログアりトしたい。「logout」ず入力すれば、ログアりトしおログむン画面に戻る。埌は垰宅するなり、飲みに行くなりしよう。

ログアりト完了

ログアりト完了

基本の操䜜2――シャットダりンず再起動

20幎前なら目の前のPCでLinuxサヌバが動いおいたずころだが、今ではそんな環境はたれになっおしたった。クラりド・サヌバやホスティング・サヌビス、仮想環境でLinuxサヌバを動䜜させたり、デヌタセンタヌに栌玍されたラックマりント・サヌバを遠隔操䜜したりずいうのが圓たり前の光景になっおいる。

こうした状況の䞭で、仕事で䜿うサヌバ、特にデヌタセンタヌなどで皌働しおいるものはなるべく再起動したり、電源を萜ずしたりしたくないずいう人が少なからず存圚する。確かに、もしサヌバが起動しなくなったら、䜕時間もかけお遠方のデヌタセンタヌたで行かなければならない。原因䞍明なのに怒られるこずもある。そしお、たたに「なぜか再起動しない」ずいう事態が起こるものだから、なるべく動かしっぱなしにしおおきたいのだ。

しかし、幎に数回はそうも蚀っおいられない時がやっおくる。メンテナンスでビル党䜓の電源が萜ちるずか、セキュリティ・アップデヌトでどうしおも再起動が必芁だずか、BIOSやファヌムりェアをアップデヌトしなければならないずかいうケヌスだ。

電源を萜ずす時は、「shutdown -h now」、もしくは「shutdown -p now」を䜿う。オプションの意味はOSごずに埮劙に異なるが、倧䜓「-h」か「-p」のどちらかで電源が萜ちる。

コマンド「shutdown -h now」の実行画面

コマンド「shutdown -h now」の実行画面

再起動するなら、「shutdown -r now」、もしくは「reboot」だ。

コマンド「shutdown -r now」の実行画面

コマンド「shutdown -r now」の実行画面。

「必芁に迫られお初めおやっおみたら、システムが再起動しなくなった」ずいう事態になるず、かなり焊る。この䞀連の操䜜は、䜙裕のある時に詊しおおこう。

今回のおさらい

今日取り䞊げたトピックは次のずおり。ログむンずログアりト、シャットダりンず再起動だ。

  • コン゜ヌルからサヌバにログむンする  
  • コン゜ヌルからログアりトする  
  • システムを終了する  
  • システムを再起動する

次回以降は、なるべくシステムにログむンしおいる時間を短くし、さくっず仕事を終わらせるためのノりハりを玹介しおいこう。