この連載では、Notionであらゆるものを作れるとご紹介してきました。Notion単体でも非常に強力なツールなのですが、実は他のツールやサービスと組み合わせることによってさらに実現できる世界が広がります。
今回は、Notionを便利にするサービスをご紹介します。
1. リッチなWebサイトを作れる「Wraptas」
Wraptas https://wraptas.com/
Notionの標準機能としてもWebに公開することはできますが、Wraptasを利用するとさらにカスタマイズできるようになります。
- 独自ドメインを利用できる
- JavaScript, CSSを設定できる
- SEO向けの設定ができる
例えばBLAM社の採用サイトやSHIBUYA SLOW STREAMのサービスサイトはWraptasによって作られています。一見するとNotionで作られているとは思えないほどサイトが作り込まれています。
2. ブログを作れる「Feather」
Feather https://feather.so/
FeatherはNotionでブログサイトを作れるサービスです(※掲載当初は「MDX.one」としてご紹介していましたが、リブランディングにより2022年4月5日14:20に「Feather」への修正を行いました)。
- カテゴリごとに記事をまとめられる
- ページネーションができる
- 関連記事を表示できる
3. ヘルプセンターやドキュメントサイトを作れる「Help Kit」
Help Kit https://www.helpkit.so/
Notionからヘルプセンターやドキュメントサイトを作れます。ユーザ向けにサービスのよくある質問をまとめたり、システム的な仕様書をまとめたりするのに便利です。
- 情報を辿りやすいレイアウト
- 記事が役に立ったか確認できる投票機能
- ウィジェット形式にも対応
4. Notionと連携できるフォーム作成サービス「Tally」
Tally https://tally.so/
TallyはNotionと連携できるフォームを作成できるサービスです。Tally自体の操作性もNotionに近いです。また、フォームの作り込みや外部連携などとても高機能にも関わらず、ほとんどの機能を無料で使うことができます。
- Notionのような操作でフォームを作り込める
- ファイルアップロードや条件分岐など機能が豊富
- Notionを含め、さまざまなサービスと連携できる
5. あらゆるサービスと連携させる「Automate.io」
Automate.io https://automate.io/
Automate.ioは複数のサービス同士を連携させることができるサービスです。Gmailの受信メールをNotionに自動保存したり、Notionにあるタスクの完了チェックが付いたらSlackに通知したり、といった連携をプログラミング無しで実現できます。
なお、Notion社は2021年にAutomate.ioを買収しました。今後Notionとの連携がさらに強化されることが期待されます。
- 200種類以上のサービスと連携できる
- プログラミング無しの直感的な操作
- 複数ステップや条件分岐など複雑な設定も可能
6. グラフを描画できる「Nochart」
Nochart https://nochart.co/
Notionのデータベース情報をもとにグラフ作ってNotionに埋め込めるサービスです。グラフはカスタマイズ可能です。マウスカーソルを合わせると数値が表示されるなど、操作性もリッチです。
- データベース情報からグラフを簡単に作れる
- AIがオススメのグラフを提案
- 設定画面からカスタマイズ可能
7. Webクリップツール「Save to Notion」
Save to Notion https://chrome.google.com/webstore/detail/save-to-notion/ldmmifpegigmeammaeckplhnjbbpccmm
以前の記事でもご紹介した、WebクリップができるChromeプラグインです。任意のWebサイト情報をNotionのデータベースに蓄積することができます。タグ付けやサムネイル取り込みなどを簡単に行えます。
- ページの中身を取り込むかブックマークにするか選択できる
- クリップ時にプロパティを選択できる
- クリップ時にデータベースのテンプレートを選択できる
8. 繰り返しタスクを登録できる「Noway Task」
Noway Task https://www.no-way.app/ja
Notionでタスク管理をする際、何度も同じ内容を登録する手間を解消してくれます。毎日実施するタスクや毎週月曜日に実施する定例ミーティングなどを簡単に登録できます。
- 毎時間、毎日、毎週、毎月の自動登録が可能
- データベースへのページ追加、ページへのコンテンツ追加両方に対応
- 日本語のわかりやすい設定画面
9. ページ閲覧数を計測できる「Notionlytics」
Notionlytics https://notionlytics.com/
Notionのページ閲覧数を計測できるツールです。Webに公開したページだけでなく、非公開ページの計測も可能です。
- 非公開ページの閲覧数も計測可能
- ページ閲覧数、ユーザ数、地域を確認できる
- Google AnalyticsやFacebook Pixelと連携
10. カラフルなアイコンを作れる「Noticons」
Noticons https://www.noticons.com/
Notionのページアイコンに最適な画像を作成できるサービスです。色を自由に設定できるため、会社のブランドカラーを指定することもできます。
- 色を自由に変えられる
- アイコンの種類が豊富
- 完全無料
11. 便利ウィジェットツール「Indify」
Indify https://indify.co/
時計や天気、進捗バーやカウントダウンなど便利なウィジェットがたくさん揃ったサービスです。Notionのページをおしゃれにすることができます。会社の支店ごとの天気や国ごとの時計を表示することもできます。
- 便利なウィジェットが多数
- Notionのページで確認できる情報が増える
- ページをおしゃれにできる
12. Notionでプレゼンテーションできる「Notion Slides」
Notion Slides https://chrome.google.com/webstore/detail/notion-slides-by-wunderpr/dgffjapjligfifmbgajcdaglfhjekmpm
Notionのページからスライドを生成してプレゼンテーションできるChromeプラグインです。
- Notionのページをもとにプレゼンテーション
- 非公開ページにも対応
- 生成されたスライドを外部共有可能
13. 地図を表示する「Notion Maps」
Notion Maps https://www.notionmaps.com/
Notionのデータベース情報をもとに地図を生成してビジュアル化できるサービスです。生成した地図をNotionのページに埋め込むことも、そのまま外部に共有することもできます。
- 緯度経度情報をもとに地図にプロットする
- 地図は埋め込みにも共有にも対応
- GoogleマップやMapboxに対応
14. ニュースレターを配信する「NoCodeLetters」
NoCodeLetters https://www.nocodeletters.com/
Notion上でニュースレターを作成してそのまま配信できるサービスです。メールマガジン登録用のランディングページも作成できます。
- カスタマイズ可能なランディングページ
- Notionでニュースレターを作成し、配信前にプレビューできる
- パフォーマンス計測可能
15. 請求書を発行する「Notion Invoice」
Notion Invoice https://notioninvoice.com/
Notionで請求書を作成できるサービス。PDFを生成したり、オンライン支払い用のボタンを埋め込むことができる。
- Notionのデータベースと連携して請求書を作成
- PDF出力対応
- PayPalなどの支払いボタン埋め込み可能
16. 写真の文字をテキスト化する「OC Rooster」
OC Rooster https://ocrooster.com/
Notionにレシートや契約書、名刺などの写真をアップすると自動的にテキスト化してくれるサービスです。手動でテキスト入力する手間を省いてくれます。
- 写真の文字を自動で解析してテキスト化
- 設定は一度きりで、写真がアップされる度に自動で解析される
- テキスト化されるとNotion内で検索できる
いかがでしたか。便利なサービスと連携しながら、Notionをさらに上手く活用していきましょう。