Copilot in WindowsはOpenAIのDALL・E 3を使った画像の生成が可能であることを取り上げた。言葉で指示するだけで画像の生成や書き換えが可能であり、使いこなせれば強力なツールになる。しかし一方で、思い描いているとおりの画像を生成させるのは至難であることも説明した。今回はこうした特性を踏まえつつ、前回までに取り組んできたロゴの作成を通じて自分の意図する画像を描かせるためのいくつかのTIPSを紹介する。

連載「Copilot in Windowsを使ってみよう」のこれまでの回はこちらを参照

ある程度の方向性をコントロールすることはできる

Copilot in Windowsで画像を生成する場合、こちらが明確に意図している編集を行わせることはかなり難しい。DALL・E 3による画像の生成はそうした指示による画像の生成を可能にするものではなく、創造的な画像生成を実現するためのものという側面が強いからだ。

しかしながら、ある程度生成される画像の方向性をコントロールすることはできる。あくまでも「ある程度」でしかないのだが、まったく画像を生成するスキルを持っていないのであれば、こうしたコントロールだけでも自分が使いたいと考える画像を生成する際に役立つはずだ。今回はそうした方法のいくつかを取り上げる。

TIPS1. 細かく指定する

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