コンタクトセンターに必要な設備・ソフトウエアをニフティクラウド上から提供!
コンタクトセンター向けソリューション「IWATSUクラウド」をリニューアル。システム可用性を高め、顧客の幅広いニーズに対応可能な商品ラインアップで提案力を大幅強化。
セキュアで拡張性の優れたコンタクトセンタークラウドサービスへ
田畑 亮 氏 |
岩崎通信機株式会社は企業向けの電話機器、情報通信機器、印刷関連、計測機器の開発・製造・販売事業を主に手がけている、歴史のある大手電機メーカーですが、特にビジネスホン分野での長年の実績を元にコンタクトセンターコールセンターのソリューションを提供していることで知られています。
今回、コンタクトセンターコールセンターソリューション「IWATSU クラウド」のリニューアルを機に運用基盤としてニフティクラウドをご採用いただきました。ニフティクラウド導入の経緯とクラウド活用についてお話を伺いました。
ニフティ:岩崎通信機様の「IWATSUクラウド」の取り組みについて教えてください。
田畑氏:「IWATSU クラウド」は、コンタクトセンター運営に必要なシステムをクラウドにて提供するサービスです。コンタクトセンター機能(ソフトウエア)の提供だけでなく、データセンターの設備や電話回線などのインフラや機器も含めワンストップで提供しています。システム構築にかかる初期費や運用に関わる管理工数を低減するだけでなく、業務の繁閑に応じた縮退も可能です。
ニフティ:「IWATSUクラウド」のシステムをクラウド上に移行したきっかけについて教えてください。
田畑氏:2011年からクラウドサービスを提供していましたが、サービス開始当初とはビジネス環境が異なってきました。当時は、クラウドと言えば小規模センター向けだったのですが、最近は資産を持ちたくないという理由で100席を超えるセンターもクラウド利用の要望があります。また、災害時の挙動や電源設備の冗長までサービス選定基準に加わるなど、よりセキュリティやBCPを意識した運用基盤への移行が急務でした。そこで、堅牢でセキュアかつ十分な拡張性を持つニフティクラウドを選定し、運用基盤を移行しました。
ニフティ:ニフティクラウドを選んだ理由についておきかせください。
田畑氏:ニフティクラウドはさまざまな規模の企業で多くの導入実績を持っているだけでなく、国内にデータセンターがあり、セキュリティに関しても公的な認証も得ているという安心感がありました。また、「IWATSU クラウド」の顧客層のニーズに適したサーバーラインアップとスペックを持っており、それらのコストバランスが他社と比べて最も優れていました。
サービスのラインアップを拡充、より柔軟な顧客への提案が可能に
ニフティ:ニフティクラウドに移行することでどのようなメリットがございましたか?
田畑氏:先ほども申し上げたように、サーバー調達から構築に至るまで、コントロールパネルから極めて簡単に行えるようになりましたので、大幅な時間短縮・省力化を図ることができました。また、「固定資産の計上をしたくない」「セキュリティ重視のため他社と共用のサーバーは避けたい」などの顧客の要望に対して、柔軟に提案内容を変えることが可能になり、「IWATSUクラウド」の商品力が大幅に向上しました。
ニフティ:今後の取り組みについてお聞かせください。
田畑氏:ニフティクラウド採用によって、強化された商品ラインアップでプロモーションを拡大していく予定です。従来の共同利用型のクラウドサービスに加えて、特定企業専用のプライベートサービスや、ソフトウェアは購入してもらい、Iaas環境のみ提供するサービスなど顧客のニーズに幅広く対応できる点をアピールしたいですね。
ニフティ:本日はありがとうございました。
IWATSUクラウド[コールセンター向けソリューション]
コールセンターの運営に必要なシステムをネットワーク経由で提供する「クラウドコンピューティング型サービスです。ソフトウェアの提供だけでなく、データセンターの設備や電話回線などのインフラや機器も含めワンストップで提供しています。ご利用中の電話番号の継続利用も可能です。
企業情報
岩崎通信機株式会社
企業向けの電話機器、情報通信機器、印刷関連、計測機器の開発・製造・販売事業を主に手がけている、歴史のある大手電機メーカーですが、特にビジネスホン分野での長年の実績を元にコンタクトセンターコールセンターのソリューションを提供していることで知られています。
※注 製品名および会社名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
※注
本インタビューは2014年9月29日に行いました。2014年9月29日現在の情報です。
本連載は、ニフティ株式会社HPに掲載されている「ニフティクラウド導入事例」より転載したものです。