ChatGPTに「Code Interpreter」という機能が追加されました。話し言葉で命令するだけで、パワーポイントファイルを生成したり、アップロードした画像をアニメGIFにするなど、さまざまな操作が行えます。なんと、裏側でPythonプログラムを生成し、実行しているのです。→過去の「柳谷智宣のChatGPTプロンプトクリエイティブラボ」の回はこちらを参照。

これまで、Excelやプログラミング言語などを駆使して行っていた作業が、自然言語で実現できるのは驚異的です。今回は、「Code Interpreter」で何ができるのか、どんなプロンプトを作ればいいのかを紹介します。

ロゴ画像がフェードインして回転するアニメGIFを作成する

Code Interpreterは今のところ、有料のChatGPT Plusで利用できます。設定画面で「Code Interpreter」を有効にしたら、「GPT-4」を選択し、メニューから「Code Interpreter」にチェックを入れます。すると、メッセージ入力欄に「+」マークが現れます。

  • 柳谷智宣の「ChatGPTプロンプトクリエイティブラボ」 第5回

    「GPT-4」を選択し、「Code Interpreter」をクリックする

試しに、企業ロゴの画像をアップロードし、回転するアニメGIFを作成してみましょう。「+」マークをクリックするか、ドラッグ&ドロップしてファイルをアップロードします。

プロンプトは試行錯誤できるように、テンプレ化しました。最初は単純な文章で指示したところ、正方形の画像が丸くなったり、3秒と入れたらエラーになったので、ブラッシュアップしています。

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