Malwarebytesは6月27日(米国時間)、「Survey: 81% concerned about ChatGPT security and safety risks」において、ChatGPTの評価調査の結果について伝えた。同社のニュースレター購読者にアンケートを送り、ChatGPTについてどのように感じているかの調査が実施された。

  • Survey: 81% concerned about ChatGPT security and safety risks

    Survey: 81% concerned about ChatGPT security and safety risks

調査の結果、ChatGPTに対する深刻な懸念が浮かび上がっており、楽観的な評価があまりなかったことが明らかとなった。主な注目点は次のとおり。

  • 63%はChatGPTが生成する情報を信用していない
  • 81%がセキュリティと安全性のリスクを懸念している
  • 51%が規制が追いつくよう、ChatGPTへの取り組みを一時停止してほしいと望んでいる
  • Responses to [I trust the information produced by ChatGPT] by respondents familiar with ChatGPT

    Responses to [I trust the information produced by ChatGPT] by respondents familiar with ChatGPT

  • Responses to [I am concerned about the possible security and/or safety risks posed by ChatGPT] by respondents familiar with ChatGPT

    Responses to [I am concerned about the possible security and/or safety risks posed by ChatGPT] by respondents familiar with ChatGPT

  • Responses to [Work on ChatGPT and other AI tools should be paused until regulations can catch up] by respondents familiar with ChatGPT

    Responses to [Work on ChatGPT and other AI tools should be paused until regulations can catch up] by respondents familiar with ChatGPT

ChatGPTは広範な知識労働を支援または代替する可能性がある一般化された人工知能(AI: Artificial Intelligence)ツールとなってきている。しかしながら、生活や仕事への影響や機能の不確実性により、未来は予測不能であり、ChatGPTの開発者さえも未知の存在となってしまっている。

ユーザーは非常に不確実な未来に直面しており、AIに関する議論は多様化し、利害関係が考慮されなければならないため、慎重な回答結果となったのではないかと分析されている。