Copilot for Microsoft 365やCopilot Proを契約することで、WordやExcelなどのOffice 365アプリでマイクロソフトの生成AI「Copilot」を利用できるようになります。→過去の「柳谷智宣のChatGPTプロンプトクリエイティブラボ」の回はこちらを参照。
筆者も、企業向けのCopilot for Microsoft 365を契約して使っているのですが、ExcelのCopilotだけはプレビュー版と言う位置づけで、あまり使い物になりません。
現時点では、Excelを使いこなすためにはChatGPTを利用する方が格段に便利です。今回は、ChatGPTに手伝ってもらってExcelマスターになるプロンプトをまとめて紹介しましょう。
表のフォーマットをChatGPTに作成してもらう
例えば、社員のデータベースを作る際、必要な項目を考えたり、Webを検索して入れるべき項目を調べたりしますが、手間がかかりますし、見落としが出ることもあります。一般的なデータベースでいいなら、ChatGPTに聞けば一発です。
必須項目があるなら、あらかじめプロンプトに入れておきましょう。その際、Excelファイルで生成するように指示しておけば、コピー&ペーストの手間も不要です。
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プロンプトと出力
社員番号からはじまり、備考まで、きっちり20項目のフォーマットが得られました。ダミーデータも1つ入っており、指示したフリガナ列も入っています。あえて多めに生成させたので、趣味や給与といった項目が不要であれば、削除しましょう。