ビジネス書を読む時間をぐっと短縮
勉強のためにビジネス書を読もうと思っても、なかなか実際には読めていないという人が多いのではないだろうか。どれを選んでよいのかわからなかったり、買ってはみたものの、読む時間がなかったりして、そのうち勉強する意欲も薄れてしまうということはよくある。
どれを読んだらよさそうかのヒントと、読む時間が欲しい。しかしヒントはリアル書店やネット書店のランキングやお勧め表示を頼りにできても、時間を誰かに作ってもらうというのは難しいだろう。そこで役立つのが、ななめ読みアプリだ。
「Quickreads」はビジネス書の内容を簡潔にまとめたテキストを提供してくれる。つまり要約したものが読めるわけで、ざっとどんな本なのかわかればよいのならばごく短時間で済むようになる。また実際に読む前に「Quickreads」で内容を把握しておけば、自分に合う本なのかどうかを判断してから無駄のない買い物ができるし、読むにあたっても最初から2度目に読む時のような概要を把握した状態で読むことができるのが特徴だ。
新着リストやランキングから興味のある本を選択
アプリのホーム画面には「おすすめ」としてのピックアップコーナーや、毎月テーマが変わる特集コーナーがある。そこからタイトルや表紙を頼りに選択するのもよいが、効率的に本を選べる方法も用意されている。
アプリ下にあるメニューボタンの、左から2番目をタップすると新着一覧が表示される。また、中央にある王冠マークをタップすると月間ランキングになる。このあたりを利用して人気のあるもの、新しいものから自分の興味のあるものを探してみるとよいだろう。
また、検索も可能だ。メニューの一番右にあるボタンから検索できるが、本文の内容などは検索対象にならないから読みたい本のタイトルがわかっている時に利用するとよいだろう。
リストから本を選択すると、書籍の基本情報が表示される。目次と要旨、著者プロフィールが読めるから、ここでまず自分に合いそうな本かどうかを判断できる。
ダイジェストで中見を理解してテストで確認
本を選択した状態で「内容紹介」タブをタップすると、ダウンロードを行なうかどうか確認する画面が表示される。最初の1冊を読む段階では「今月は、あと6冊まで無料でダウンロードできます」となっているはずだ。1カ月あたり6冊までダイジェストを読むことが可能で、それ以上の量を読みたい時にはアプリ内購入で定期購読設定を行なう必要がある。
ダウンロードすると、ごく簡単に内容をまとめたテキストを読める。末尾には「理解度テスト」というボタンがあり、これをタップすると要約文に入っていた内容をきちんと理解できているかどうかのクイズ的なテストが表示される。ざっと読んで理解できたかどうかを確認するとよいだろう。
要約文を表示した本は、お気に入りとして蓄積される。何度も読み返したい時や、とりあえずダウンロードしておいて後できちんと読みなおしたい時に便利だ。
文字サイズを変更して読みやすく調整
アプリ右上にある設定ボタンから、定期購入のせっていやプロフィール設定などが行える。この中の「アプリ設定」では、新着のプッシュ表示をするかどうかとともに、文字サイズの変更指定が可能だ。残念ながら拡大するかしないかという選択しかできないが、標準の状態では少し読みづらいという時に試してみるとよい。
また書籍情報等の末尾に「書籍購入」というボタンがある。これをタップすると各種ネット書店へのリンクボタンが表示され、希望の書店名をタップすれば該当書籍の購入ページへすぐにアクセス可能だ。ダイジェストを読んだ後に実際にきちんと読んでみたいと思った時には利用しよう。
利用料金:無料
制作者:株式会社情報工場