Fessの運用において、監視はシステムの安定性と信頼性を維持するために不可欠です。今回は、Fessの運用に必要な監視観点や項目について解説します。
リソース監視
まずは、Fessを稼働させるサーバリソース観点での監視項目を考えていきます。
Fessは、以下の機能が1つのプロセスとして、サーバリソースを消費します。
- Fess (ウェブアプリケーション)
- Fess (クローラー)
- Fess (サジェスト生成)
- Fess (サムネイル生成)
- OpenSearch (検索エンジン)
1と5は常時起動しているプロセスで、2〜4は定期的に実行されるプロセスです。1台のサーバでFessを運用する場合、これらのプロセスが全て動いても問題が起きないだけのサーバリソースを用意する必要があります。最小構成では、2CPUと4Gメモリーがあれば、Fessを利用できます。
これらの機能が消費するリソースの監視項目は以下になります。