Fessの運用において、監視はシステムの安定性と信頼性を維持するために不可欠です。今回は、Fessの運用に必要な監視観点や項目について解説します。

リソース監視

まずは、Fessを稼働させるサーバリソース観点での監視項目を考えていきます。

Fessは、以下の機能が1つのプロセスとして、サーバリソースを消費します。

  1. Fess (ウェブアプリケーション)
  2. Fess (クローラー)
  3. Fess (サジェスト生成)
  4. Fess (サムネイル生成)
  5. OpenSearch (検索エンジン)

1と5は常時起動しているプロセスで、2〜4は定期的に実行されるプロセスです。1台のサーバでFessを運用する場合、これらのプロセスが全て動いても問題が起きないだけのサーバリソースを用意する必要があります。最小構成では、2CPUと4Gメモリーがあれば、Fessを利用できます。

これらの機能が消費するリソースの監視項目は以下になります。

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