前回の連載に引き続き、「モバイル端末でWebを見た様子」を再現してくれる拡張機能について紹介していこう。今回は「U-Eyes: Mobile Device Simulator」という拡張機能の使い方を紹介する。Web画面だけでなく、モバイル端末のフレームも再現してくれるため、モックアップの作成などにも活用できる。
「U-Eyes」の追加手順
前回の連載では、「モバイルシミュレーター - レスポンシブテストツール」という拡張期の使い方を紹介した。今回は、同じような機能を持つ「U-Eyes: Mobile Device Simulator」の使い方を紹介していこう。
「U-Eyes: Mobile Device Simulator」は、執筆時においてユーザー数が約8,000しかない、かなりマイナーな拡張機能といえる。前回の連載で紹介した「モバイルシミュレーター - レスポンシブテストツール」が約100万ユーザーになっていることを考えると、ユーザー数においては「圧倒的な差がある」といえる。
とはいえ、ユーザー数はひとつの目安でしかなく、もしかしたら「使える拡張機能」なのかもしれない。Googleウェブストアの「おすすめ」も獲得しているようなので、その使い勝手を本記事で検証してみよう。
まずは、拡張機能の追加方法だ。この手順に特に変わった点は見当たらない。「U-Eyes: Mobile Device Simulator」の紹介ページを開き、右上にある「Chromに追加」をクリックする。続いて、「拡張機能を追加」ボタンをクリックするとインストールが完了する。