Windows Latestは4月9日(現地時間)、「18 new features coming to Windows 11 in 2026, confirmed by Microsoft」において、2026年内にWindows 11に導入される18の新機能を紹介した。

これらはMicrosoftのWindowsおよびデバイス部門プレジデントを務めるPavan Davuluri氏とWindows Insider Programチームが発表したWindows 11の改善計画に加え、同社関係者がX上の対話の中でユーザーに改善を約束した機能をまとめたもの。同社はこれら機能の開発にほぼ同時に着手し、2026年内に順次展開する予定とされる。

  • Windows 11のタスクバー(2026年に位置変更機能の復活が予定されている)出典:Microsoft

    Windows 11のタスクバー(2026年に位置変更機能の復活が予定されている)出典:Microsoft

2026年のWindows 11はここが変わる

  • タスクバー移動が復活
  • Windows Updateが無期限停止可能に
  • 検索・スタートメニューの軽量化
  • Copilotの過剰統合を見直し

Windows 11は2026年に何が変わる?注目の新機能18項目まとめ

Windows Latestの徹底した調査により特定された、Microsoftが2026年内に導入する予定のWindows 11の新機能一覧は次のとおり。

タスクバーはどう変わる?上下左右への移動がついに復活

タスクバーの移動がついにサポートされる。画面の上下左右への移動が可能になり、縦型モニターのユーザーなど、一部ユーザーの操作性が改善される。さらに、タスクバーのコンパクト表示にも対応する可能性がある。

タスクバーの移動は長年要望されてきた機能であり、すでに復活の動きも報じられている(関連記事:削除動画で判明、Windows 11に「移動できるタスクバー」復活へ

Windows Updateは止められる?無期限停止が可能に

Windows Updateの一時停止期間の上限を、これまでの5週間から無期限に変更する。これによりバックグラウンドで自動的に実行されていたアップデートおよび強制再起動を事実上停止できるようになる。また、再起動を必須要件とする更新プログラムの配信を、毎月第2火曜日に配信している月例のセキュリティ更新プログラムに一本化する。

スタートメニューは軽くなる?WinUI 3移行で動作改善へ

スタートメニューのGUIフレームワークとして利用しているReactを、WinUI 3に移行する。ネイティブ実装に移行することで、Windows 10と同等の軽快な動作を目指す。

Windows検索は使いやすくなる?アプリ優先表示へ改善

Windows Searchの検索結果の改善も導入される。現在はWeb検索を優先表示するが、この挙動を見直してインストール済みのアプリやシステムコンポーネントを優先表示する仕組みに改める。

Copilotは減る?“過剰統合”を見直しオプション化へ

メモ帳、フォト、Snipping Tool、エクスプローラーなど、多くの標準アプリに統合したCopilotを見直す。機能を削除するわけではないが、真に価値のある機能に昇華させる努力とオプション化を推進する。

初期設定は簡単になる?再起動削減・広告削除へ

Windowsの初回セットアップを簡素化し、従来より短時間で完了できるようにする。具体的には手順の縮小、再起動回数の減少(または不要化)、広告の削除、Windows Updateのスキップなどが予定されている。

Microsoftアカウントは必須でなくなる?ローカル利用を許可へ

Windows 11の最小システム要件から、「Microsoftアカウント」を削除する可能性がある。これはMicrosoft社内においても反発のある仕様とされ、ローカルアカウントによるセットアップが標準サポートされる見込みだ。

エクスプローラーは速くなる?起動と検索性能を改善

エクスプローラーの高速起動および応答性の改善に向けた取り組みが実施される。高速起動はプリロードによって実現されるため、メモリーの消費量がわずかに増加すると報告されている。さらに検索機能の改善、大容量ファイルの転送時における不具合を解消し、全体的な信頼性の向上を目指す予定とされる。

ダークモードは完全対応へ?未対応UIを解消

現行のダークモードは不完全な対応に留まっており、複数のシステムダイアログがライトモードのままとなっている。この問題を改善すべく、既存のUI要素を全体的に修正する。

設定アプリはどう変わる?コントロールパネル統合を推進

コントロールパネルの移行を推進するために、設定アプリのデザインを刷新する。スマートなレイアウトの採用とオプションのグループ化を進めることで、これまで移行が困難だった設定項目の対応状況を改善する。ただし、移行を急ぐと古いシステムに依存しているデバイスの動作に支障を来す可能性があるため、意図的に時間をかけて実施する。

Windowsは軽くなる?メモリ消費削減とUI最適化へ

アイドル状態のWindowsシステムの消費リソースを低減する。とくにメモリー消費の削減に取り組み、より多くのメモリーをアプリに割り当てられるようにする。

さらにWebView2に依存しているWindowsコンポーネントのWinUI 3への移行を進め、システム全体の応答性を改善する。この改善により動作速度の向上の他に、リソース消費の低減や一貫性のある操作性も実現される可能性がある。

Windowsの広告は減る?通知や設定画面の表示を抑制

Windowsシステム内で表示されるMicrosoft製品の広告表示を削減する。とくにウィジェット、通知領域、設定アプリに度々表示されるアップセルを減らし、ユーザー操作の妨害回数を減少させる。

そのほかの改善点は?信頼性・WSL・Bluetoothなどを強化

その他の新機能および機能の改善は次のとおり。

新機能はいつ使える?Insider向けに順次提供へ

これら新機能および機能の改善は、Windows Insider Programの参加者向けに順次展開を開始する。一部はすでに展開を開始しており、体験が可能となっている。正式リリースの時期は不具合の有無やユーザーフィードバック次第となるため予測は困難だが、Windows Latestは「2026年内にすべて段階的に展開される」との独自の見解を伝えている。