Windows Latestは3月28日(現地時間)、「Microsoft confirms major Windows 11 Search improvements after years of complaints」において、MicrosoftがWindows 11の検索機能(Windows Search)に関する改善計画を明らかにしたと伝えた。
Windows Searchは長年にわたり不満が寄せられてきた機能であり、動作の遅さ、不要な情報提供、Web検索の表示などが問題として挙げられてきた。今回は利用者からの指摘を受け、開発陣が具体的な対応を示した点で注目される。
ユーザーの不満を受け、Microsoftが検索改善を表明
Microsoftが最近発表したWindows 11の改善計画「Windows品質に対する当社の取り組み」では広範な機能の改善が約束され、ユーザーの不満の解消につながることが期待されている。しかしながら、この発表はすべてのユーザーの不満を網羅しておらず、Xの投稿を介して改善の追加を求める状況が生まれている。
Windows Latestによると、Windowsのエンジニアリングチームとリーダーシップチームがこれら投稿に耳を傾け、投稿や返信を行ったという。今回改善が示されたWindows Searchもそうした機能の1つとされ、Windows Shellの製品部門長を務めるTali Roth氏が検索結果の順位調整や、アプリの適切な表示を約束したことが明らかになった。
検索結果の表示順を見直し、アプリや機能を優先表示へ
現行のWindows Searchは優先度の低いWeb検索結果に多くの領域を消費し、ユーザーが必要とするアプリや基本機能の表示を後回しにするケースがある。Roth氏はこの問題を解消するため検索結果の順位調整を見直し、アプリやゴミ箱内のファイルなど、本来優先されるべき情報を適切な位置に表示する仕組みに改める方針だ。
これまでMicrosoftはWindows Searchの利便性を強調するあまり、Web検索の強化を続け、ユーザーの望まない機能へと進化させてきた。この流れは過剰なAI機能の導入にもみられ、同社の製品開発の姿勢そのものに問題があったと言える。
改善で使い勝手は向上するか、今後の評価に注目
同社の改善計画はこの姿勢を改める取り組みであり、結果次第ではWindows 11の市場評価を大幅に改善する可能性がある。今後はこれら不満が解消され、本来の役割を取り戻すことができるかが注目される。

