Microsoftはこのほど、「What's New in Excel (February 2026)」において、2026年2月にリリースしたExcelの新機能についてアナウンスした。

2026年1月のアップデートでは、Excelのエージェントモードの利用範囲が拡大したほか、WindowsとMacでMicrosoft 365 Copilot Chatを使用して、デバイスにローカルに保存されている最新のExcelブック(.xlsx、.xlsb、.xlsm、.odsなど)をクエリできるようになった。

加えて、複数のCopilotエントリポイント間で作業を行うと断片化を感じるというユーザーのフィードバックに応えるため、アプリスキルで提供されていた編集機能がCopilot ChatとExcelのエージェントモードに統合された。

以下、その詳細を紹介しよう。

Excelのエージェントモードの提供範囲が拡大

エージェントモードを使用すると、Copilotと並行してワークブックを作成・編集できる。予算の更新、財務モデルの作成、データ分析などを行う際、エージェントモードは表、グラフ、ピボットテーブル、数式といった機能を活用して作業を支援する。

エージェントモードは、Excelの組み込み機能を使用してブックを更新するため、コンテンツは常に編集可能で、最新の変更内容と同期される。

複雑なリクエストの場合、エージェントモードは最初の応答を生成して修正するために数分かかることがあるという。実行中は、ウィンドウにその理由が表示される。

なお、マイクロソフトによると、会話形式のヘルプや、ブックに変更を加えないタスクは、M365 Copilot Chatの方が適している場合があるとのこと。例えば、単一のグラフやピボットテーブルの挿入など、単純なワンステップタスクは、Excel の「おすすめグラフ」や「おすすめピボットテーブル」のほうが速いという。

Copilot Chatのエージェントモードを利用する場合、[ホーム] > [Copilot]を選び、さらに、[ツール]から[エージェント モード]を選べばよい。

  • エージェントモードの動作画面

    エージェントモードの動作画面

Copilot Chatがローカルのファイルに対応

これまで、Copilot Chatからのインサイトと分析は、クラウドに保存されたExcelワークブックに限定されていた。今回のアップデートで、ローカルに保存されたワークブックを利用できるようになった。この機能は現在、WindowsとMacで展開されている。

  • Copilot Chatでローカルに保存したファイルを扱えるようになった

    Copilot Chatでローカルに保存したファイルを扱えるようになった

この機能を利用したい場合、対象のファイルを開き、リボンで、Copilotアイコンをクリックし、[チャット]を選択して、クエリを入力すればよい。

データに変更を加えると、Copilot Chat作業内容を保存するよう通知する。データを保存することで、Copilot Chatは最新バージョンのファイルで作業できる。

この機能は、Copilot Chat対応の Microsoft 365 サブスクリプションを実行している Excel for Windows および Excel for Macユーザーが利用可能。

  • Windows: バージョン 2511 (ビルド 19530.20108) 以降
  • Mac: バージョン 16.104 (ビルド 25121423) 以降