Neowinは3月1日(現地時間)、「Microsoft released Windows 11 KB5079271, KB5079270 setup and recovery updates」において、Microsoftが Windows 11向けに最新版の動的更新プログラムのセットアップおよび安全なOS動的更新プログラムをリリースしたことを伝えた。これらの更新プログラムは、Windows 11のセットアップやリカバリーの安定性を向上させるために重要な役割を果たす。

  • KB5079271: Windows 11 バージョン 24H2 および 25H2 の動的更新プログラムのセットアップ: 2026 年 2 月 24 日

    KB5079271: Windows 11 バージョン 24H2 および 25H2 の動的更新プログラムのセットアップ: 2026 年 2 月 24 日

セットアップの安全性を向上させるアップデート

Windowsの更新プログラムには、通常のWindows Updateとは別に「動的更新プログラム」と呼ばれる種類のアップデートがある。これは、Windowsのインストールや大規模アップデートの途中で、最新の重要ファイルを自動的に取得・適用する仕組みだ。

通常の更新プログラムが、OSの稼働後に定期的に最新の状態を保つことを目的としているのに対して、動的更新プログラムはOSのバイナリーのベースラインを更新することでセットアップやリカバリーの安定性を上げることを目的としている。セットアップ時に必要となるファイルやデバイスドライバー、アプリや周辺機器との互換性データなどがおもな更新の対象となる。

Microsoftは2026年2月24日に、2月の月例のプレュー更新プログラムと合わせて、Windows 11の複数のバージョン向けに動的更新プログラムの提供も行った。この日に同社が公開した動的更新プログラムは次のとおり。

動的更新プログラムにはいくつかの種類がある。今回リリースされたもののうち、「動的更新プログラムのセットアップ(Setup Dynamic Update)」は、Windowsのセットアップ用のプログラム(Setup.exeなど)を更新するもので、これによって初期セットアップの安定性が向上する。「安全なOS動的更新プログラム(Safe OS Dynamic Update)」は、WinREやSafe OSといったWindows回復環境用のコンポーネントを更新するもので、障害発生時のリカバリーの成功率を高めるために必要となる。

いずれの種類の動的更新プログラムも、Windows Updateを通じて自動的にダウンロードおよびインストールが行われる。動的更新プログラムの適用状況はWindowsのログファイル(setupact.logやsafedos.logなど)で確認できる。