
社会全体、建設業界、当社自身も「変革」の時を迎えています。特に、業界として魅力がなければ、新しい人材は集まりません。2023年に土木学会会長を務めた際、「土木の魅力向上プロジェクト」を立ち上げましたが、土木に限らず、業界の魅力向上に向けた発信や提言を行い、業界、企業が変革に舵を切りやすい環境を整えていくことが私の役目だと考えています。
変革の例として、デジタル技術の活用による管理、施工双方の効率化が挙げられます。建設業従事者の労働時間短縮が進むことで、働きやすさが増し、職場や業界の魅力向上につながっていくものと期待しています。
一方で、報酬水準を高めることも、建設業従事者のエンゲージメント維持向上のための重要な要素です。そのためには、企業として収益力を高めることが必要であり、デジタル技術の活用による効率化も、その実現に向けた手段の一つとなります。
近年、当社は成長戦略の一環としてM&Aを手掛けています。利益、技術、人材の力、そして企業価値を高めるために、本業の成長に加えて、シナジーが見込める分野へ事業領域を拡大することが、今後さらに必要になると考えています。
(東京・西新宿の本社にて)