Windows Latestは2月19日(現地時間)、「Hands on with Windows 11 26H1 and why this update is not meant for your PC」において、2026年春ごろにリリースが予定されているWindows 11バージョン26H1の試用レポートを公開した。

26H1で新たに追加された機能を解説し、既存のWindows 11ユーザーがあえて乗り換える必要はないだろうとの感想を伝えている。

26H1の注目ポイントはAIエージェントの強化

Windows 11バージョン26H1は、Snapdragon X2シリーズプロセッサーを搭載した最新デバイスに標準搭載される予定だ。登場は春ごろが予想されており、既存のWindows 11とはプラットフォームコアが異なることが発表されている。

専用ハードウェアが必要なことから、Windows LatestはISOイメージを仮想マシンにインストールして動作を検証している。この環境はSnapdragon X2シリーズプロセッサーを搭載したデバイスではないため、パフォーマンス試験などは実施できていないとのこと。

Windows Latestが取り上げた注目の機能は、設定アプリの検索機能だ。AIエージェントとしての動作が強化されており、「マウスポインターが小さすぎる」と入力するだけで、検索画面内にサイズ調整スライダーを直接表示することができるという。

Windows Searchの機能拡張にも注目している。設定アプリの「プライバシーとセキュリティ」→「検索」に「オンラインファイルのコンテンツ検索」が追加され、各種クラウドサービス(OneDriveなど)をインデックスに含むか調整できるとのこと。

確認されたその他の新機能

その他の確認された新機能は次のとおり。

  • 長年32GBに制限されてきたFAT32フォーマットが、ついに2TBのボリュームサイズをサポートする
  • 設定アプリの「システム」→「ストレージ」→「ストレージの詳細設定」→「ディスクとボリューム」のUIを改善
  • Windows 11のクリーンインストール時に表示されるインストール先の選択画面で、「パーティションの削除」と「パーティションのフォーマット」ボタンが警告メッセージを表示するようになる
  • .NET Framework 3.5を「Windows機能」のオプション選択から削除。スタンドアロンインストーラーは提供される
  • セーフモードで起動した場合、Sysprepの実行を拒否する。Sysprepは通常モードまたは監査モードでのみ実行できる

FAT32の拡張は多くのユーザーに恩恵があるとみられるが、Windows Latestは「最新のデバイスを購入するのでなければ、追う必要も、ましてや検討する必要もありません」として、既存ユーザーが積極的に乗り換える必要はないと主張している。

なお、26H1は将来のリリースサイクルの中で従来のWindows 11と統合される予定とのこと。乗り換えてもいずれ合流する可能性が高いことから、現時点で26H1を推奨する理由はとくに見当たらない。