Windows Centralは2月18日(現地時間)、「Microsoft confirms next Windows 11 feature drop with new Taskbar, Emoji, and Settings updates - here's what's coming to your PC very soon|Windows Central」において、Windows 11の次期プレビュー更新プログラムに導入が予想される新機能を伝えた。
これは2月17日(米国時間)にWindows Insider ProgramのプレビューチャネルからリリースされたWindows 11ビルド26100.7918および26200.7918(KB5077241)の更新情報に基づく内容。このビルドバージョンにおいて重大な不具合が発見されなければ、2月24日ごろに正式リリースされる見込みだ。
新機能の他、パフォーマンスおよび信頼性向上に向けた改善を導入か
Windows Centralが取り上げた次期プレビュー更新プログラムに導入が予想される新機能は次のとおり。
- Emojiバージョン16.0を導入する。これはUnicode 16.0と共にリリースされた絵文字セットで、シャベルや指紋など新しい絵文字が8つ追加される(Unicode.orgの発表:Emoji Recently Added, v16.0)
- タスクバーにネットワークの速度テストツールへのショートカットが組み込まれる。ショートカットキー[Win]+[A]のクイック設定またはネットワークアイコンのコンテキストメニューから呼び出すことができる
- 初回サインイン時の復元エクスペリエンスが「Windows Backup for Organizations」に統合される。Microsoft Entraハイブリッド参加デバイス、クラウドPC、マルチユーザー環境向けの機能で、初回サインイン時にユーザー設定とMicrosoft Storeアプリが自動的に復元されるようになる(参考記事:Microsoft、組織向けWindows 10/11バックアップツールの限定プレビュー開始 | TECH+(テックプラス))
- 組織に管理されていないWindows 11 Proエディションのクイックマシンリカバリーが自動的に有効になる。組織に管理されたデバイスは、組織が有効化しない限り無効の状態が保たれる
- タスクバーの動作を改善する。タスクバー設定の「タスクバーのボタンをまとめラベルを非表示にする」を「しない」に設定している場合、同一アプリを複数開いてタスクバーのスペースが不足すると、このアプリのアイコンがすべてオーバーフロー領域(三点リーダー)に移動していたが、この動作を改善する。改善後はスペースの不足したアイコンのみ移動するようになり、タスクバーに多くの空きスペースが存在するように表示される問題が修正される
- スタートメニューのアカウントボタンに「https://account.microsoft.com/」へのエントリーポイントが追加される。この変更により、Microsoftアカウントに関連付けられた特典の確認と管理が容易になる
- Microsoft Entra IDグループおよびロールのSID解決がサポートされる。この更新により、Entraクラウドグループおよびロールのセキュリティ識別子(SID)を読み取り可能な名前に変換できるようになり、オンプレミスまたはハイブリッドActive Directory IDに依存することなく、ファイル権限、ローカルグループメンバーシップ、およびアクセス制御のシナリオでEntra専用グループを正しく使用および表示できるようになる
- 設定アプリにカメラのパンとチルト設定が追加される(関連記事:Windows 11、注目のテスト中の新機能6選 | TECH+(テックプラス))
- Windows 11に「Sysmon(システムモニター)」がネイティブ統合される。Sysmonを使用すると、脅威検出に役立つシステムイベントをキャプチャーできるほか、カスタム設定ファイルを使用して監視対象のイベントをフィルタリングできる
- 統合された「Sysmon(システムモニター)」はデフォルトで無効。利用するには手動で有効にする必要がある。すでにWebサイトからインストールしている場合は、事前にアンインストールしておく必要がある
- ウィジェット(ショートカットキー[Win]+[W])の設定がダイアログからアプリ内のページとして表示されるようになる
- デスクトップの背景が、Googleの開発した画像フォーマット「WebP」をサポートする。設定アプリまたはエクスプローラーのコンテキストメニューから設定できる
KB5077241にはこれら新機能の他に、さまざまな機能のパフォーマンスの改善および信頼性の向上が導入されている。近年、Windows 11は信頼性の低下が問題視され評価の低下につながっていたが、最近になりMicrosoftは信頼性の向上に向けた取り組みを開始。次期プレビュー更新プログラムでは、その成果の一端が導入される見込みだ。
現在、このアップデートはWindows Insider Programのプレビューチャネルの参加者のみが利用可能。一般ユーザーは、2月24日(米国時間)にリリースが予定されているプレビュー更新プログラムの展開開始を待つ必要がある。
