Googleを傘下に持つAlphabetは2月10日、AI関連の大規模投資を資金調達するため、米国市場で150億ドルの社債を発行する計画だという。あわせてスイスと英国でも初の社債発行を計画しており、英国では100年債の発行も検討しているという。
ハイパースケーラーの2026年の借入額を4000億ドルと予測
Alphabetは先に、2026年の設備投資額が最大1850億ドルに達すると発表している。これは過去3年間の合計を上回る規模で、AIデータセンターの整備が主な用途となる。AIがオンライン検索の利用を促進し、すでに収益増に貢献していると説明。
米国での社債に対する注文額は、すでに発行額の約7倍にあたる1000億ドルを超えているとのこと。英国で発行する100年債については、テック企業では1990年代後半のドットコムバブル以来だという。
Alphabet、Amazon、Meta、Microsoftの4社の2026年設備投資額は合計約6500億ドルに達する見通しだ。Oracleは2月はじめに250億ドルの社債を発行し、ピーク時に1290億ドルの注文を集めた。
Morgan StanleyはAlphabetなどのハイパースケーラーの2026年の借入額を4000億ドルと予測。これは2025年の1650億ドルからの大幅な増加となる。大手テック企業の社債発行が相次いでいることから、2026年の米国投資適格債市場の発行総額は過去最高の2兆2500億ドルに達する可能性があると予測。2月9日付のBloombergなどが報じている。