レバテックは、IT人材を採用する企業担当者1,000名とIT人材3,000名を対象に実施した調査の結果を「レバテックIT人材白書2026」として発表した。IT人材の採用実態については、AI導入の効果を踏まえ、9割超の企業がIT人材の人員計画の見直しを検討しているという。
見直し内容は採用増が多数
調査によると、AI導入の効果を踏まえてIT人材の人員数を見直すかという質問に対し、「検討している」が47.0%、「今後検討予定」が46.7%と、合わせて9割超の企業が見直しを検討していることが明らかになった。さらに人員計画の見直しを検討している企業のうち、約7割が「増加予定」(68.6%)と回答し、「減少予定」(5.8%)を大きく上回った。
増員予定の企業が今後増やしたい職種としては「ネットワークエンジニア」「AI・機械学習エンジニア」が上位に挙がった。AI技術そのものを担う人材に加え、安定したシステム運用やセキュリティを支えるインフラ領域のIT人材に対する需要が高いことが分かった。
IT人材を増員する理由として最も多かったのは「セキュリティ対策を強化する必要があるから」(55.8%)だった。次いで「AIを活用した新しいサービスやシステム開発を行うため」(46.8%)、「導入・運用を専門的に行う人材が必要だから」(37.3%)と続いた。業態別に見ても、セキュリティ対策の必要性はどの業態でも高く、業界を問わず共通の経営課題となっているという。
また、AIが本格的に利用されるようになった2022年11月以前と比較してエンジニアに求められるスキルが変化したかという質問には、約半数が「変化した」(50.1%)と回答しており、昨年調査より6.2ポイント増加した。より重要になったスキルとしては、昨年2位だった「プロンプトスキル」(44.5%)が今年は1位にランクアップした。一方、重要性が低下したと感じるスキルは「資料作成スキル」(29.7%)、「予算管理スキル」(21.8%)、「データ抽出・分析スキル」(20.8%)などが上位に挙がっている。
なお、この調査は2025年11月12日から19日にかけて、GMOリサーチ&AIに委託してインターネット上で実施されたもの。白書全文はPDFとして公開されている。








