Neowinは2月1日(米国時間)、「This Windows 11 feature no longer requires clean-installing the system to activate it - Neowin」において、MicrosoftがWindows 11のユーザー保護機能「スマートアプリコントロール(SAC: Smart App Control)」の再有効化をサポートしたと伝えた。
これまでは一度無効にすると再度有効にすることはできなかったが、1月29日にリリースしたWindows 11向けプレビュー更新プログラム「KB5074105」以降、システムをクリーンインストールせずに再び有効にすることが可能になるという。
スマートアプリコントロールの概要
スマートアプリコントロール(以下、SAC)は信頼されていないコードやリスクのあるコードからユーザーを保護するアプリ実行制御機能とされる。アプリの実行を試みると呼び出され、アプリの安全性を予測し、高い安全性が期待できる場合にのみアプリの実行を許可することでユーザーを保護する(参考:「スマート アプリ コントロール - Windows apps | Microsoft Learn」)。
同機能はWindows 11ビルド22572以降から利用可能。システムの稼働期間全体にわたって切れ目なく保護する設計のため、一度無効にするとそのシステムは「安全ではない」とみなされ、再度有効にすることはできなかった。
SACの再有効化をサポート
SACの誤検知などによりアプリの起動を阻止されると、機能を無効にせざるを得ない場合がある。これまでは機能を再有効化できず、アプリとSACのいずれかを選択する必要に迫られたが、今後は一時的にSACを無効にすることができる。
Microsoftは「有効にするとSACは信頼されていないアプリや潜在的に有害なアプリをブロックするのに役立ちます」と述べ、再度有効にした場合においてもシステムを安全にできると説明している。再有効化の手順は次のとおり。
- 設定アプリの「プライバシーとセキュリティ」→「Windowsセキュリティ」→「アプリとブラウザーの制御」をクリックする
- Windowsセキュリティが起動する
- スマートアプリコントロールの「スマートアプリコントロールの設定」をクリックする
- 現在の状況が表示され、設定を調整することができる
SACの機能アップデートは段階的な展開の対象となっており、すぐに利用できるとは限らない。KB5074105のインストール後、設定が「オフ」の状態で他の項目が選択できない場合は、アップデートの展開対象となっておらず、再有効化することはできない。速やかにアップデートを受け取りたい場合は、設定アプリの「Windows Update」→「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」を有効にすることで早期に受け取れる可能性がある。
