Microsoftは1月21日(米国時間)、「Notepad and Paint updates begin rolling out to Windows Insiders|Windows Insider Blog」において、メモ帳バージョン11.2512.10.0およびペイントバージョン11.2512.191.0のリリースを発表した。
メモ帳には機能の追加と新しいエクスペリエンスの導入、ペイントには2つの新機能が追加されている。
メモ帳のアップデートで書式設定を拡張
今回のアップデートでメモ帳の書式設定に新しいMarkdown構文「取り消し線(打ち消し線)」および「リストの入れ子(ネスト)」が追加された。取り消し線は文字中央を横断する直線を引く機能で、テキストの訂正または削除を表現する。リストの入れ子はリスト内にインデントの異なる別のリストを内包する機能となる。
これまでは構文を直接入力しても無視されていたが、今後はツールバー、キーボードショートカット、直接入力のいずれかの方法で利用することができる。
メモ帳にはウェルカムエクスペリエンス(新着情報)機能も導入される。アプリの便利機能などを紹介し、新機能の理解に役立つ情報を提供する。このダイアログは閉じた後もツールバー右上隅のメガホンアイコンからいつでも呼び出すことができるという。
ペイントに2つの新機能が登場
今回のアップデートでペイントに「塗り絵」と「塗りつぶし許容値スライダー」と呼ばれる2つの新機能が追加された。塗り絵はその名が示すとおり線画のみで構成された塗り絵用の画像を生成する機能。Copilotを使用するAI機能の1つとして提供され、プロンプトの指示に従いユニークな塗り絵画像を生成する。
ユーザーは生成された画像の1つをクリックし、キャンバスに追加、コピー、保存することができる。本機能の利用にはCopilot+ PCおよびMicrosoftアカウントのサインインが必要とされる。
塗りつぶし許容値スライダーは「塗りつぶしツール(バケツツール)」の精度をコントロールする機能。これまでは選択した色と完全に一致する色のみ塗りつぶすことができたが、今後は許容値を調整することで近似色の塗りつぶしをサポートする。
なお、現在リリースされているバージョン11.2511.291.0にも塗りつぶし許容値スライダーが存在する。これは表示されているだけで機能しておらず、正式サポートは今回のバージョン以降となる。
これら新機能を搭載したメモ帳バージョン11.2512.10.0およびペイントバージョン11.2512.191.0は、Windows Insider ProgramのCanaryチャネルおよびDevチャネルのWindows 11向けに提供が開始された。フィードバックの収集を目的としており、不具合などが発見されなければ近い将来の正式リリースが見込まれる。




