2026年の年頭にあたり、NTTデータグループ 代表取締役社長 佐々木裕氏は年頭所感として、以下を発表した。

2026年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 2025年は、当社にとって大きな転換点の年となりました。 同年9月30日、株式会社NTTデータグループは、NTT株式会社による公開買付(TOB)の成立をもって完全子会社となりました。これにより、NTTグループの中で日本国内のみならずグローバルビジネスを牽引する存在として、さら重要な役割を担うことになりました。今後は、グローバル市場での事業展開や M&A への投資余力を高め、社会の持続的な発展に寄与する企業として、さらなる成長を目指していきます。

また、2025年7月1日には、私たちの使命や価値観といったグローバルで共通する考え方である Mission&Values を刷新しました。 この新たな指針は、世界20万人を超える多様な社員一人一人が共通の価値観をもって行動し、グローバル企業として持続的に成長するための考え方を明確に示しています。同日、NTTグループの CI(コーポレートアイデンティティ)と合わせて NTTデータグループのコーポレートロゴも刷新し、グループとしての一体感と変革への意志を世界に発信しました。

変化のスピードが速い時代の中でも、私たちの原点を忘れずに、 「情報技術で、新しいしくみや価値を創造し、より豊かで調和のとれた社会の実現に貢献す る」――この使命のもと、社会課題の解決とお客さまの成果創出に誠実に取り組み続けます。

2026年は、生成 AI の実用化が本格的に進み、企業や社会の仕組みそのものを再定義する年になると考えています。 NTT データグループは、AI 時代における「Quality Growth(質を伴った成長)」を掲げ、2つの重点テーマに注力します。 1つ目は、「AI-empowered New Value & Productivity」です。 AI を活用し、お客さまの業務プロセスを再設計することで、新たな価値創出と生産性の飛躍的な向上を実現します。お客さまの成果を中心に据えた「提言・実装・成果」のモデルを進化させ、AI を通じて経営の質を高める取り組みを推進します。 2つ目は、「Next-Gen Infrastructure」です。 データセンタービジネスを展開するユニークなサービスプロバイダーとしてネットワーク技術やクラウド技術を掛け合わせ、NTT データグループの総合力を生かした次世代インフラサービスを提供します。これにより、安全・効率的でサステナブルなデジタル社会の基盤を支え、AI活用に不可欠な信頼性と責任あるイノベーションの提供を進めます。

昨年12月には、米国シリコンバレーにAIネイティブな新ビジネス創出を推進する新会社「NTT DATA AIVista」を設立しました。この新会社は、先端 AI 技術と高度人財を結集し、テクノロジー企業やスタートアップとの連携を強化しながら、「AI-empoweredNew Value & Productivity」の取り組みをリードしていきます。

NTT データグループは、2026 年も、世界中の仲間たちと共に、「Responsible Innovation(責任あるイノベーション)」を通じて社会の課題解決に挑み続け、信頼される変革パートナーとして、持続可能で調和のとれた社会の実現に貢献します。