ソフトバンクグループは、デジタルインフラ投資会社の米DigitalBridge Groupを、約40億ドルの企業価値で買収すると12月29日に発表。孫正義会長兼社長は「次世代AIデータセンターの基盤を強化し、ASI(人工超知能)プラットフォームのリーディングプロバイダーとなるという当社のビジョンを前進させ、人類の進化につながるブレークスルーを後押しする」と述べている。
DigitalBridgeは、データセンターや通信タワー、ファイバーネットワーク、エッジインフラといったデジタルインフラへの投資を専門とする、オルタナティブアセット運用会社。フロリダ州ボカラトンに本社があり、北米、欧州、中東、アジアに拠点を展開しており、1,080億ドル超のインフラ資産を運用しているという。
今回、ソフトバンクGがDigitalBridgeを企業価値約40億ドルで買収することで最終契約を締結。ソフトバンクGがDigitalBridgeのすべての発行済み普通株式を、1株当たり16ドルで間接的に取得する。この取引は、規制当局の承認を条件に、2026年後半の完了を見込んでいる。
ソフトバンクGでは、人の知能を超え、未知のタスクや複雑な問題も自己進化で解決できる「Artificial Superintelligence」(ASI、人工超知能)の実現をめざしている。そのためにはAIモデルそのものの進化だけでなく、「AIを世界規模で学習・展開・提供するためのプラットフォームインフラにおけるブレークスルーも不可欠」と強調する。
今回のDigitalBridge買収により、ソフトバンクGは次世代のAIサービスやアプリケーションを支える基盤インフラを構築・拡張し、その整備の資金供給力を強化する。なお、買収完了後もDigitalBridgeはソフトバンクG傘下で、引き続き独立した運営・経営体制のもとで事業を継続する。
