Bleeping Computerは2025年12月25日(米国時間)、「Google will finally allow you to change your @gmail.com address」において、Googleアカウントに登録したメールアドレスの変更が可能になると伝えた。

これは非公認のTelegramグループ「@PixelHubUpdates」が公開したリーク情報が初出とされ、その後公式ドキュメントからも対応が発表されている。

  • Google will finally allow you to change your @gmail.com address

    Google will finally allow you to change your @gmail.com address

メールアドレス変更の条件および制限

Bleeping Computerは公式ドキュメントを発見し、リンクを共有している。同社はヒンディー語(インドの連邦公用語の1つ)のドキュメントのみ確認できるとしてインド国内に限定したテストの可能性を指摘。しかしながら、この記事の公開翌日に各言語(日本語を含む)のドキュメントが公開され、グローバル展開が開始されている。

Googleアカウントのメールアドレスには、「@gmail.com」で終わるメールアドレス(以下、Gmailアドレス)と、それ以外のメールアドレス(以下、サードパーティーアドレス)が使用できる。今回新たに公開された公式ドキュメントは、これらアドレスの相互変更およびGmailアドレス間の変更方法を解説している。

Gmailアドレスとサードパーティーアドレスを変更する場合の条件および制限は次のとおり。

  • Gmailアドレスに変更(復元)する場合は、アカウントのGmailサービスを有効にする
  • サードパーティーアドレスに変更する場合は、アカウントからGmailサービスを削除する
  • Gmailアドレスを削除しても他人に利用されることはない
  • Gmailアドレスは取り戻すことができる

Gmailアドレス間の変更に関する条件および制限は次のとおり。

  • 変更前後のメールアドレスは「@gmail.com」で終わる必要がある
  • 変更前のメールアドレスは、自動的に変更後のメールアドレスのリカバリーアドレスになる
  • 変更前と変更後のメールアドレスは両方とも使用できる。Gmailは各アドレス宛のメールをまとめて表示する(同一アカウントのため)
  • Googleサービスのログインには両方のメールアドレスが利用できる
  • 1つのGoogleアカウントで最大3回のアドレス変更ができる(合計4アドレス利用可能)。ただし、変更は12か月に1度のみ受け付ける
  • 変更前のメールアドレスを削除することはできない。メールアドレスを完全に削除するにはアカウントを削除する必要がある。アカウントを削除してもメールアドレスの再利用はできない
  • 変更前のメールアドレスを回復することができる(Googleアカウントのメールアドレスを入れ替える操作。登録したメールアドレスはすべて維持するとみられる)
  • メールアドレスを変更しても、既存のデータは変更前のメールアドレスを維持する(カレンダーのイベントなど)
  • この手続きは元に戻すことができない

Gmailアドレスを変更してもアカウントとのひも付けは失われず、かつアカウントを削除してもGmailアドレスの再利用ができないことから、古いGmailアドレスを別アカウントの作成に使用することはできないとみられる。

段階的な展開を開始

Googleはサポートドキュメントの中で「Googleアカウントのメールアドレスを変更する機能は、すべてのユーザーを対象に段階的にリリースされているため、まだご利用いただけない場合があります。」と述べ、段階的な展開を開始したことを明らかにした。

段階的な展開の対象になったユーザーは、「Googleアカウントを管理」→「個人情報」→「メール」→「Googleアカウントのメールアドレス」から設定可能とされる。同社はこの作業を実施するとGoogleサービスおよび機能に問題が発生する可能性があると述べ、事前に問題の確認と、データのバックアップを取るように推奨している。