NECは12月15日、東京国際空港(羽田空港)の制限区域内における自動運転レベル4を支援する車両制御用設備の構築を完了したことを発表した。
国土交通省東京航空局より受注したもので、全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)が同設備を活用し、トーイングトラクターの自動運転レベル4の運用を今月から開始しているという。
取り組みの概要
このたび構築したのは「東京国際空港制限区域内車両制御用設備」(VME)。
VMEは、有人車両と自動運転車両が交錯する交差点などで信号を自動制御し、安全かつ円滑な交通整理を行うとのことだ。自動運転車両と連動する信号設備や、死角を補うカメラ設備などで構成されており、羽田空港の制限区域内で運用が開始された。
また、見通しの確保が困難な箇所に設置したカメラの映像を管理者に配信することで、高精度な安全管理を可能としている。
NECは、半世紀以上にわたり航空管制システムや空港関連システムを担ってきた実績をもとに、本設備の構築を進めた。
今後もデジタル技術を活用し、安全・安心で効率的な交通インフラの実現に取り組むとしている。

