
この度は栄誉ある賞をいただき、大変光栄に存じます。歴代の受賞者の方々を見て、その重みを感じているところです。
1885年創業の当社は140周年を迎えました。2019年度には会社存続の危機に直面しましたが、構造改革をやり遂げ、24年度には23年度から始まった中期経営計画(25中期)の目標を1年前倒しで達成することができました。
当社のDNAの一つに「進取の精神」があります。当社は、時代の変化を感じてお客様が求めるものを開発することで存続してきました。先述の構造改革の中でも、これからの社会に必ず役立つと考えて投資を継続してきたのが現在の主力商品である光ファイバケーブルの「SWRⓇ/WTCⓇ」です。生成AIの普及・拡大を背景としたデータセンタ向けの需要は、今後も伸びていくと見ています。
もう一つのDNAは「技術のフジクラ」です。新製品の開発力と製造技術力が当社の強みです。製造装置自体も自社開発することで、優位性を長く保つことができると考えています。
今後も高度情報化社会の実現を支えると共に、核融合発電に有用な高温超電導線材やファイバレーザの製品を通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。