Windows Latestは1月25日(現地時間)、「Microsoft is using Windows 11 taskbar to resume your Android activities」において、Windows 11にクロスデバイス機能(XDR: Cross Device Resume)が導入されたことを伝えた。

AndroidのMicrosoft 365 Copilotアプリは、ブラウジングやクラウドドキュメントの作業をワンクリックでPCに引き継ぐことが可能になるという。

  • Microsoft is using Windows 11 taskbar to resume your Android activities

    Microsoft is using Windows 11 taskbar to resume your Android activities

AndroidとWindows間でシームレスなアプリの再開をサポート

Windows Latestによると、この機能は「Windowsにリンク(Link To Windows)」アプリとMicrosoft Continuity SDKを利用した機能とされる。スマートフォンからPCへ「アプリのコンテキスト」を送信することで、Windows上で同じアクティビティーを再開できるようにする仕組みとのこと。

WindowsにOfficeアプリがインストールされている場合はアプリを起動してファイルを開き、インストールされていない場合はオンライン版のOfficeを使用してファイルを開くことが可能とされる。ただし、発表時点においてファイルの送信機能はなく、オフラインファイルはサポート対象外となっている。

対応しているスマートフォンはHonor、Oppo、Samsung、vivo、XiaomiのAndroidデバイスのみとされる。この一覧はWindows Latestが公開した一覧と異なっているが、これはMicrosoftが発表を訂正したことが原因で、本稿の一覧が最新情報となる。

このデバイス制限についてMicrosoftは理由を明らかにしていないが、Windows Latestは、この機能を利用するには「Windowsにリンク」サービスと緊密に連携する必要があり、この統合を完了したデバイスのみがサポートされると説明している。

Windows 11 Insider Previewで段階的な展開を開始

この機能は11月21日(米国時間)、Windows Insider ProgramのDevチャネルおよびBetaチャネル向けにリリースされたWindows 11 Insider Preview Build 26220.7271(KB5070307)に導入された。段階的な展開の対象となっており、アップデート後すぐに利用できるとは限らない。

Windows Latestは展開対象となったユーザー向けに利用手順を公開している。一連の設定を完了すると、AndroidのMicrosoft 365 Copilotアプリから再開イベントの送信が可能になり、イベントを送信するとWindows 11のタスクバーに表示されるアイコンから操作を再開できるという。

Appleの「Handoff」を意識した同機能だが、その性能はHandoffに太刀打ちできないと評価されている。また、Windows LatestはiOSへの対応について「奇跡を起こさない限り、かなり長い時間がかかる」と述べ、当面は一部のAndroidデバイスに限定した機能になるとの予測を伝えている。