小峰無線電機は、新開発のPoE対応GNSSユニット「RJMosaicX5-PoE」を、幕張メッセで開催される「第9回鉄道技術展2025」(会期:11月26日~29日)で参考出展する。出展場所は幕張メッセ 展示ホール4(小間番号Q-02)。
受信チップとアンテナが一体となったGNSSユニット「RJシリーズ」の新しいラインナップとして、同社が初披露するもの。これまで同シリーズの製品はUSBケーブルでPCなどにデータを伝送していたのに対し、RJMosaicX5-PoEは新たにEthernet接続に対応しており、長距離伝送が可能になるほか、電源を確保しにくい場所でも電源供給を受けられる点を特徴としている。
準天頂衛星システム「みちびき」によるL6信号を受信できる点も特徴で、通信状況が悪くRTK測位では厳しい環境下でも、単独測位での高精度な位置測位が期待されるとのこと。L6は、みちびきがセンチメータ級測位補強情報として発信している信号で、これを受信することで誤差数cm単位で測位を行えるようになる。なお、小峰無線電機のRJシリーズのラインナップにはL1、L2対応の「RJF9P2」と、L6を含む3周波対応の「RJFD9P-L6」、「RJCLAS-L6」がある。
現在、みちびきの衛星の数を7機体制へと増強する計画が進行中で、2026年度からは7機体制による運用を開始予定。測量や情報化施工(建設機械を高精度に操作して施工する方法)、IT農業(農機を高精度に操作して農地管理をする方法)などの分野で利用が拡がっていくことが見込まれる。

