サイボウズは11月12日、海外向けに提供する「kintone(キントーン)」が米国の医療情報保護法「HIPAA(Health Insurance Portability and Accountability Act of 1996:医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律)」に対応したことを発表した。

これにより、米国のユーザーはサイボウズの米国子会社であるKintone Corporationとビジネスアソシエイト契約を締結することで、HIPAAが保護対象と定める患者の医療情報をkintone上で扱えるようになる。

HIPAA対応の背景と目的

米国市場においてクラウドサービスが医療情報を取り扱うためには、HIPAAが定める要件を満たすことが求められる。HIPAA準拠は医療業界に限らず、機密性の高い情報を取り扱う多くの企業や団体において、サービスが高度なセキュリティ要件を満たしていることを示す信頼の証としても認識されている。

今回、海外向けに提供する「kintone」がHIPAAに対応したことで、これまでHIPAA準拠が障壁となっていた企業や団体への導入機会の損失を防ぎ、顧客基盤の拡大を図るとのことだ。