Windows Latestは11月8日(現地時間)、「Microsoft PowerPoint is removing "Reuse slides" on Windows & macOS, as it continues to add Copilot features」において、PowerPointから「スライドの再利用(Reuse Slide)」機能が廃止されると伝えた。10年以上にわたり提供されてきた同機能だが、2026年に廃止されるという。
スライドの再利用を廃止
「スライドの再利用」は他のPowerPointドキュメントからスライドをコピーする機能だ。コピー&ペーストでもファイル間のコピーはできるが、書式設定が失われるといった厄介な問題を引き起こすことがある。この不便さを解消するコピー機能が「スライドの再利用」だったわけだが、このたび廃止がアナウンスされた。
Windows Latestによると、Microsoftは「異なるPowerPointプレゼンテーションの資料を活用する代替手段が存在する」と述べ、機能を廃止することを発表したという。WindowsおよびmacOSのPowerPointを対象に、2025年12月から廃止を開始し、2026年1月までに完了する予定とのこと。
スライドの再利用の代替手段
Microsoftは同機能を利用しているユーザーに対し、代替手段を検討するように求めている。使い慣れた機能が失われることは残念だが、復活する見込みがないことから代替手段の検討は不可避と言える。
そこでWindows Latestは次の代替手段を提案している。この手順に従うと、ほぼ正確にコピーできるという。
- コピー元とコピー先のデッキを開く
- Windowsの分割表示を利用して、2つのウィンドウを並べて表示する
- コピーしたいスライドを選択する
- 選択したスライドをドラッグし、コピー先デッキの任意の位置へドロップする
なお、スライド全体をコピーしたい場合は「表示」タブの「新しいウィンドウを開く」を選択し、別のファイル名で保存するだけでよい。
アプリの開発において機能を長期間維持するにはコストがかかる。今回のように重複する機能を10年以上維持するには多くの困難が伴うと予想され、廃止の判断はやむを得ないのかもしれない。同機能を頻繁に利用していたユーザーにとっては迷惑な話だが、機能の廃止時までにコピー&ペーストやドラッグ&ドロップなどの代替手段をテストしておくことが望まれている。
