米General Motors(GM、ゼネラルモーターズ)は10月22日、Googleの対話型AI「Gemini」を搭載した車両を2026年から発売する計画を発表した。

将来的に独自開発のAI技術も投入予定

GM 会長兼CEO Mary Barra氏が同日、米ニューヨークで開催したイベントで明らかにしたもので、GoogleのAI技術により「同乗者と話すような自然な会話」が車内で可能になるとしている。

GoogleのAI技術は、2016年式以降の一部車両から2026年以降に発売されるすべての新型車に搭載する計画だ。GMの車載インフォテインメントシステムはGoogleのプラットフォーム上で開発されており、今回のAI統合により、車両が運転者のニーズを先回りして理解し、サポートするインテリジェントアシスタントへの進化を目指すという。

GMはまた、将来的に独自開発のAI技術も投入する予定だ。運転者の許可のもと、個人の好みや車両の特性を学習し、ワンペダル走行の説明やメンテナンス問題の早期発見、目的地までのレストラン検索などを提供すると説明している。

これらに加え、GMはハンズフリー、そしてアイズオフの運転支援システム、新型のコンピューティング・プラットフォームの導入の計画も明らかにした。

すでに「Super Cruise」では北米60万マイルに相当する道路でハンズフリー走行が可能だが、アイズオフの運転システムは2028年に「Cadillac ESCALADE IQ」でまずは搭載を予定している。新型のコンピューティングプラットフォームでは、無線によるソフトウェア更新能力が10倍、帯域幅が1000倍、AI性能が最大35倍に向上する見込みとのことだ。