Neowinは10月1日(現地時間)、「Microsoft issues important Windows 11 25H2 installation caution for office PCs」において、Microsoftがオフィス向けPCにWindows 11 バージョン25H2をインストールに関する重要な注意事項を発表したと伝えた。
Microsoftは、通常の月でないタイミング(非ベースライン月)にアップグレードを行った場合、ホットパッチの配信サイクルが途切れる恐れがあると指摘している。
ホットパッチを継続するにはベースライン月でのアップグレードが必要
Windows 11のEnterpriseエディションで提供されているホットパッチは、Windows Updateの拡張機能で、デバイスの再起動を行うことなくセキュリティ更新プログラムを適用できる仕組み。ホットパッチを利用すれば、ユーザーは作業を中断することなくセキュリティアップデートを行ってデバイスの安全性を維持できる。
ただし、最新のホットパッチを適用するには、事前に基準となるベースラインリリースを適用している必要がある。ベースラインリリースのインストールにはデバイスの再起動が必要となる。現在Microsoftでは、四半期ごとに1回、年間で4回ベースラインリリースを行うスケジュールを採用している。
各ベースラインリリースの間には、毎月1回、定例のホットパッチをリリースする。従来は毎月のセキュリティ更新プログラムでデバイスを再起動する必要があったが、ホットパッチを利用すれば再起動の回数を年4回に抑えることができるというわけだ。
カギはベースラインリリース
Windows 11 25H2の最初のベースラインは2025年10月14日にリリースされる予定である。現在Windows 11 24H2でホットパッチを使用しており、10月のベースラインリリースで25H2にアップグレードした場合は、アップグレード後も引き続きホットパッチを受け取ることができる。
しかし、もしもこのベースラインリリース以外のタイミングで25H2にアップグレードした場合には、ホットパッチの配信が一時的に停止されるという。したがって、11月、12月のセキュリティ更新プログラムは自動では適用されない。その後、2026年1月のベースラインリリースを適用すれば、再びホットパッチによる無停止の更新が可能になる。
詳細はWindows 11 25H2のホットパッチに関する次のリリースノートにまとめられている。
オフィスでPCを管理しているIT管理者は、ベースラインリリースのスケジュールにも配慮しながらWindows 11 25H2へのアップデート計画を考える必要がある。

