可搬重量8kgのロングリーチ協働ロボット

ユニバーサルロボット(UR)は9月8日、シカゴで開催中の「FABTECH 2025」にて新型ロングリーチ協働ロボット「UR8 Long」を発表した。

  • ロングリーチ協働ロボット「UR8 Long」

    ロングリーチ協働ロボット「UR8 Long」の外観 (出所:UR)

ターゲットは溶接や部品ピッキング

同ロボットは、同社のUR20と同等のリーチ長1,750mmを持ちながら、よりスリムで軽量なボディを実現したモデルで、UR20比で30%軽量なアーム質量としながら可搬重量8kgを実現したとする。安定性・精度・コンパクト性を兼ね備えたとしており、複雑な溶接作業や部品ピッキング、検査工程などに最適だと同社では説明している。

中でも溶接アプリケーションについては、従来の溶接ロボットに比べて教示が簡単で、手作業よりも品質が安定しており、手直しの削減によりコストと工数を削減できるとのことで、同ロボットは、そうしたグローバルのファブリケーターからの声をもとに開発されたものだとしており、FABTECH 2025の会場でも、THG Automation、Hirebotics、Vectis AutomationといったURのパートナー各社のブースにて、UR8 Longによる溶接デモが実施されているという。

  • ロボットによる溶接のイメージ

    ロボットによる溶接のイメージ (出所:UR)

また、自動車や金属・樹脂加工業で使われるピッキングについては、新関節構造により、従来機種に比べて最大30%高速なサイクルタイムを実現できるとしている。

なお、同ロボットはすでに受注を開始しており、10月より順次出荷を開始する予定だという。