JMDCはこのほど、同社グループのHERO innovationがエーザイと共同でWEB問診システム「メルプ」を活用した実証実験を開始した事を発表した。
同実験は、認知症領域におけるリーディングカンパニーであるエーザイと、医療データ利活用のノウハウを持つJMDC、WEB問診を提供するHEROの3社により、軽度認知障害(MCI)の早期診断と専門医紹介のための動線構築を目指すもの。
活用する「メルプ」は、HEROが開発・提供するWEB問診で、医師の適切な症状把握、患者の正確な症状伝達を支援し、症状別の対応や電子カルテへの問診結果の転送を瞬時に行えるのが特徴。
同システムにて日常診療の自然な患者動線の中であらかじめ把握・取得しておきたい内容を設問設計することで、患者が持つ様々な自覚症状や日常生活の状況を伺うと同時に、データとして抽出・分析することができる。