
2月19日、東京・一ッ橋の如水会館で本誌主催の「ベンチャー・異業種交流会」が行われた。当日はスタートアップやベンチャー企業を中心とした企業の経営者や広報担当者など、約200人が参加した。
元経済産業事務次官で現在、開志専門職大学で学長をつとめる北畑隆生氏が「日本が〝失われた30年〟を乗り越えるには新産業創出が不可欠。それを実行するには大企業だけではなく、新しい企業が必要」と挨拶。
ベンチャー企業を代表して、会場に駆けつけたGMOインターネットグループ代表の熊谷正寿氏が「経営において最も大事なことは儲けることではない。夢を持つこと、そして、その夢を周りの仲間に伝え続けることが大事」と述べた。
経営者の交流会はこれまでも不定期で開催してきたが、コロナ禍で一時中断を余儀なくされていたものの、今回は約5年ぶりの開催。参加者はアルコールやおつまみを片手に、それぞれ情報交換や親交を深めていた。
『財界』誌の使命は企業と企業、そして、人と人を〝つなぐ〟こと。そうした使命と役割を再確認した交流会であった。