ラクスは2月25日、同社のメール共有・管理システム「メールディーラー」のテレビCMの放送を3月1日より関西エリア(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県)で開始する予定であることを発表した。
同社が顧客対応部門で働く800名を対象に行ったアンケート調査によると、問い合わせメールに対応する部門の9割が複数名で対応を行っているほか、6割以上の企業で代表アドレスなどのメーリングリストを活用しているものの、対応の漏れや遅れの発生を削減するのは難しく、過半数を占める企業が未だに問い合わせ対応の効率化に課題を抱えている状況だという。
また、アンケートの回答として、「メール管理ができるITツールを導入している」という回答は2割程度と、メール対応の効率化を実現できるITツールが存在することを知らない人が多くいることも浮き彫りとなったとしており、そうした課題解決の手段としてのITツールがすでに提供されていることや、同システムではどのように支援できるのかをより多くの人に知ってもらうことを目的にテレビCMの製作を決定したという。
同システムは代表アドレスやメーリングリストでのメール対応の管理をラクにすることを目的に開発されたクラウド型のメール共有・管理システム。メールの見落としや対応漏れ、cc共有メールでの煩雑化などを防ぐことができるため、人的ミスの防止や業務効率をあげることができる点が特徴とするほか、AIが受信したメールの内容を分析し、クレームリスクのあるメールを事前に検知する機能も搭載しているため、クレームの発生を未然に防ぐことも可能だという。
なお、製作されたCM「『問い合わせ業務』篇」のストーリーは、顧客からの信頼は日々の適切な問い合わせ対応の積み重ねにより獲得できる一方、そうして積み重ねた信頼がミスによって崩れてしまう可能性がある、ということを表現したものとなっており、30秒バージョンと15秒バージョンの2種類が用意されているという。放映期間は2025年3月1日~3月31日を予定している。