TechInsightsが、中ChangXin Memory Technologies(CXMT)が16nmプロセス相当で製造したDDR5 DRAMを採用した32GBモジュールが中国内で流通していることを報告したが、その動きに関連して、海外メディアがCMXTが15nmプロセス相当のDRAM開発をすでに進めており、2025年内に開発を終え、2026年後半には量産化を計画していると報じている。
それらによると、CXMTの第4世代技術となる16nmプロセスDRAMは第3世代に位置づけられる18nmプロセスと比べてDRAMセルサイズを20%削減できるという。
また、中国企業が現状、EUV露光装置を入手することは困難なため、ArF液浸露光装置などで対応すると見られているが、Micron Technologyも13nmプロセス相当世代までEUVを用いずに製造していることから、技術的なハードルは高いものの、製造そのものは実現する可能性があると指摘されている。