市場調査会社であるMercury Researchがまとめた2024年第4四半期のx86プロセッサ出荷/収益レポートによると、同四半期におけるAMDのサーバ収益シェアが過去最高となる35.5%に達したという。

具体的には、前四半期となる2024年第3四半期は33.9%で比べると1.6ポイント像、前年同期となる2023年第4四半期は31.8%と比べると3.7ポイント増となる。また、2024年第4四半期の出荷数シェアも前四半期比0.9ポイント増、前年同期比2.0ポイント増の25.1%と伸ばしたという。

同四半期におけるサーバ以外のデスクトップPCとノートPC、いわゆるクライアント向けの収益シェアも前四半期比2.1ポイント増、前年同期比8.4ポイント増の23.8%まで上昇。内訳としては、デスクトップPCが前四半期比0.9ポイント増、前年同期比12.1ポイント増の27.3%、ノートPCが前四半期比2.4ポイント増、前年同期比6.5ポイント増の21.6%となっている。

この結果、サーバCPUとクライアントCPUを合わせたトータルCPUの収益シェアも前四半期比1.8ポイント増、前年同期比6.7ポイント増の28.2%としており、Mercury Researchではサーバ市場でもクライアント市場でも大きな成長を遂げたと説明している。