インターネットイニシアティブ(IIJ)は2月14日、「多店舗/多拠点企業におけるネットワーク実態」と題した調査結果を発表した。10拠点以上の店舗・拠点を保有する企業216社を対象に調査した結果、53%が事業に影響するネットワーク課題を抱えており、68%がネットワークの再構築を計画中であることが判明した。
同調査では、IT部門において自社ネットワークの実務、もしくは運用管理の計画・立案に携わっている人を対象に実施。調査会社のアイ・ティ・アールに依頼して調査した。
53%がビジネスに影響するネットワーク課題に直面
ビジネスに影響を及ぼすネットワーク課題に関する質問では、最も多かった回答が「SaaSへのアクセスなど店舗/拠点でのネットワーク利用に不便なことや制限が多い」(53%)だった。