ユーソナーとGrand Central(グランドセントラル)は12月9日、インテントデータを使った営業を代行するBPO(Busuiness Process Outsourcing)パッケージプランの企業向け提供で事業提携した。
インテントデータの活用で売上アップ
パッケージプランは、ユーソナーが提供する経営戦略プラットフォーム「プランソナー」のインテントデータと、キーエンス出身者ら営業のプロが集うグランドセントラルの営業推進力の掛け合わせにより、顧客企業における営業部門の売上アップを支援するもの。
インテントデータを用いた営業手法は、自社サイトの来訪者やメディア来訪データなどのウェブ行動履歴データから、企業などの動きを可視化し営業やマーケティングに活用するものとなる。サイト来訪意図を推定でき、新規開拓から離反防止まで最適な顧客アプローチを可能としている。
インテントデータ営業は、法人営業に不可欠なB・A・N・T(予算・決裁権者・ニーズ・タイミング)のうちNとTが分かった相手にアプローチでき、ムダ打ちを格段に減らすことができることから売上アップ効果が期待されている。
しかし、インテントデータによる営業を実現するためには、自社データと連携できるデータ基盤システムの整備や、データ活用に長けた営業マーケティング人材の確保など、数多くのハードルがあり、検討したものの導入を見送ったり、導入後に撤退したりするケースも散見されているという。
そこで、精細なインテントデータを提供できるユーソナーと、営業のプロフェッショナル集団であるグランドセントラルは互いの強みを持ち寄り、インテントデータ営業の導入ハードルを下げ、持続可能な営業パッケージプランを開発した。提携を踏まえ、両社は営業DX領域でのサクセス支援に向けて、引き続き提供価値の最大化を図る考えだ。