Microsoft専門のニュースサイト「Windows Latest」は11月18日(現地時間)、「Windows 11 24H2 KB5046617 is causing new issues, including installation errors」において、Microsoftが11月12日(米国時間)にリリースした「2024年11月のセキュリティ更新プログラム(KB5046617)」に複数の不具合が存在すると伝えた。
Windows 11バージョン24H2に対してこの更新プログラムをインストールすると、失敗するか、成功しても不具合に遭遇する可能性があると指摘されている。
不具合の概要
Windows Latestによると、セキュリティ更新プログラム(KB5046617)のインストールは、進捗が37%から40%を超えた辺りでエラーコード「0x80070003」、「0x800f0922」、「0x800f0991」のいずれかが発生し、失敗することがあるという。また、インストールに成功した場合においても不具合があり、一部のユーザーは設定アプリのWindows Updateページに更新プログラムの失敗が表示されたとのことだ。
報告されているこれらエラーコードの詳細は明らかになっておらず、原因は不明とされる。そのため、Windows Latestはユーザーがエラーを把握して対処することは不可能だとしている。
更新の一時停止
Windows Updateには更新の一時停止機能がある。しかしながら、Windows Latestは今回のトラブルの回避策として、この機能の利用を推奨していない。セキュリティ更新プログラムにはWindowsのセキュリティ問題を修正する内容が含まれており、更新の遅延はリスクがあるとしている。
対策
Windows Latestはインストールのテストを実施し、エラーを回避する方法を発見している。「Microsoft Update カタログ」からKB5046617を検索し、手動インストール用の更新プログラムを入手してインストールすると、エラーを回避できるとしている。
しかしながら、この方法でインストールに成功しても、次の不具合に遭遇する可能性があるという。これら不具合はすべてを網羅しているわけではなく、報告の一部とされる。
- ランダムなパフォーマンスの問題が発生する。場合によっては、ブルースクリーン(BSoD: Blue Screen of Death)が発生する
- スリープから復帰した場合や再起動した場合にタスクバーのアイコンが消える
- エクスプローラーのメニューが逆方向に開く
- USBハブに接続したUSBデバイスが動作しなくなる
- Lenovoの一部ノートPCのキーボード、タッチパッドに不具合が発生する。この不具合は高速スタートアップを無効にすると改善する
- エクスプローラーとデスクトップのアイコンサイズが正しくない
これらエラーや不具合は、すべての環境で発生するわけではない。不具合を確認できない場合は、そのまま利用することが推奨される。問題が発生し利用の継続が難しい場合は更新プログラムのインストールを一時停止することができる。しかしながら、セキュリティリスクを負うことになるため推奨されない。
