Tenableは11月6日、クラウドセキュリティソリューション「Tenable Cloud Security」に、データセキュリティ態勢管理 (DSPM) 機能およびAIセキュリティ態勢管理 (AI-SPM) 機能を追加したと発表した。
「Tenable Cloud Security」の概要
「Tenable Cloud Security」は、ハイブリッドやマルチクラウド環境全体で、データとAIリソースに影響を及ぼす脆弱性、設定ミス、過剰権限などのリスクを可視化する。
具体的には、クラウドリソースを継続的に分析して最重要リスクを探し出し、未知の脅威やセキュリティ問題の危険な組み合わせを突き止めて、数分のうちに実行可能なインサイトに変換して表示する。
DSPM機能とAI-SPM機能の概要
Tenable Cloud SecurityのDSPMとAI-SPM機能は、複雑なリスクの関係性にコンテキスト(関連性)情報を加え、関連するデータに基づいて脅威を優先順位づけする。
また、Tenable Researchが提供する脆弱性インテリジェンスを土台にしたコンテキスト(関連性)重視の分析が、優先順位付けに従った実行可能な修正ガイダンスを提供し、重大なクラウドエクスポージャーの修正を支援する。
加えて、Tenable独自のアイデンティティとアクセスに関するインサイトを参考に、セキュリティ担当者は外部からどのようにデータがアクセスされて使用されているかを監視して異常な挙動を検知できるので、マルチクラウド環境やAIリソースにおけるデータのエクスポージャーを緩和することが可能。