アマゾン ウェブ サービス(AWS)ジャパンは11月1日、白幡晶彦氏が代表執行役員社長に就任したことを発表した。今年2月に同職を長崎忠雄氏が退任して以来、その座は空いていた。
今年2月、長崎忠雄氏が退任
今年2月、AWSジャパンの顔として、約13年間にわたり、代表執行役員社長を務めた長崎氏の退任のニュースが流れ、業界では驚きが広がった。
それから1カ月後、生成AIブームをけん引するOpenAIの日本法人、OpenAI Japan合同会社の職務執行者に長崎氏が就くことが発表され、再度、業界には衝撃が走った。
今年4月には記者会見が開催され、長崎氏のお披露目が行われた。
前職はシュナイダーエレクトリック
長崎氏が退任してから約9カ月経った今、白幡晶彦氏の代表執行役員社長就任が発表された。
白幡氏は、1994年日商岩井(現双日)に入社後、ゼネラルエレクトリック グループ日本法人の代表取締役社長、アジア太平洋地区の部門長などを歴任したのち、2013年にシュナイダーエレクトリックに入社し、日本のカントリープレジデントを務めていた。
AWSの主事業ともいえるクラウドサービスを提供する企業の出身ではない白幡氏がAWSでどのような手腕を振るうのか、期待される。