NOVASTO、リユースショップの集客最適化・代行サービス「オマカセ」提供

小売リユース業界のDXを支援するNOVASTO(ノヴァスト)は10月1日、リユースショップの集客を最適化・代行するサービス「オマカセ」の提供を開始した。リユースショップが抱える集客への課題を解決し、買取数の向上、売上の増加を支援する。

NOVASTOは、リユースショップ向けのPOSレジシステム「ReCORE(リコア)」を提供し、リユースショップの業績アップを支援してきた。

このほど、NOVASTOの集客のプロチームが、店舗の規模や地域性、取り扱い商材などを考慮した上で最適な集客方法を導きだし、集客支援を行う新サービス「オマカセ」の提供を開始した。「まるっとオマカセ」「プロにオマカセ」の2つのプランがラインアップする。

NOVASTO側で集客運用の部分をすべてまとめて代行する「まるっとオマカセ」プランは、web集客に関する知識がなく、プロにすべてを丸投げしたい企業に適したプランとなる。

▲集客を代行する「まるっとオマカセ」プラン

一方、「プロにオマカセ」プランは、15~60時間の中で必要工数に応じたプランを選択し、プロに依頼ができる。支援内容は企業ごとにオーダーメイドで設定することが可能で、戦略設定の部分から支援する。

▲プロに相談しながらユーザー自身が施策を実行する「プロにオマカセ」プラン

小売リユース業界では、買取店の増加により競争が激化している。NOVASTOは、POSレジシステム「ReCORE」の提供で全国400社以上のユーザー企業と関わる中で、「集客」という新たなユーザー課題が見えてきたとしている。リユース経済新聞(旧リサイクル通信)の2021年の調査においても、リユース企業の経営課題として、「買取集客」が一番にあげられている。

多くの人がスマホやパソコンから情報を手に入れる現代において、リユースショップの集客方法は、特に中小規模の企業であれば、チラシ広告に頼っているという現状がある。その効果は低下しているが、リユースショップにおいて、web広告等の集客方法に対応できる人材が在籍していることは稀だとし、こうした課題を解消すべく、リユースショップの集客を最適化・代行するサービスの提供に至ったとしている。

「オマカセ」の提供により、リユースショップの集客の最大化に貢献し、市場自体の発展に寄与する考えを示した。