大広、マタニティウェアのサブスク「worternity」を期間限定運営 新規事業開発支援の一環で

大広はこのほど、新規事業開発支援「まるっと請け負う事業開発」プログラムにおいて、クライアント受託型での新規事業の実証実験として、働く女性向けのマタニティウェアのレンタルサブスクリプションサービス「worternity(ワータニティ)」ECサイトを期間限定オープンした。

クライアントの新規事業開発を支援する大広が提供する「まるっと請け負う事業開発」は、新規事業開発におけるさまざまな課題を解決し、クライアントの新規事業開発のスピードアップを支援するプログラム。新規事業家の守屋実氏をフェロースタッフに迎え入れ、事業の創出戦略から事業構想、事業開発、実証実験、顧客獲得、顧客拡大まで、クライアントの新規事業開発のアウトソースを担う「事業開発代理業」をコンセプトに開発した。

このほど、「まるっと請け負う事業開発」プログラムの一環として、クライアントの要請による実証実験として、働く女性向けのマタニティウェアのレンタルサブスクリプションサービス「worternity」ECサイトを期間限定オープンした。11月末まで新規顧客を募集し、その後2025年3月末まで事業を運営する。

働く女性にとって、マタニティ期間の洋服選びは、サイズ感だけでなく、おしゃれさとワークスタイルの両立が大きな関心事となっているが、限られた期間、徐々に体型が変わっていく中での度重なる買い物や、利用後の処理に頭を悩ますことも多いとし、「worternity」では、毎月3着のマタニティウェアを月額9900円(税込)でレンタルできる。

妊娠・産育休経験者の声を踏まえた仕事にも使いやすいマタニティウェアを200以上ラインアップしており、体型や季節の変化、仕事環境やTPOなどに合わせて、複数ブランドを比較し、好みのマタニティウェアを選べるという特徴も備える。

▲新規事業家の守屋実氏

今回の取り組みについて、新規事業家の守屋実氏は、「今回の『worternity』は、クライアントの本業からは飛び地の新規事業。PoCを迅速に進める目的で大広に出向し、構想から3カ月でECサイトをオープン。設定した実証期間内に”試して試して試しまくる” 新規事業に真っ向から向き合う環境の中で活動をしている。このチャレンジに時代の変化を強く感じる。新規事業家として、この波に、乗るべきであり、乗り遅れてはいけない、と期待を強くする」とコメントした。