全自動麻雀卓のアルバン、人気シリーズに大人気麻雀プロの声を搭載 予約の半数がSNS経由

自社サイト「全自動麻雀卓のアルバン」などで全自動麻雀卓を販売するアルバンは9月30日、同社の人気麻雀卓「スリムシリーズ」に、音声機能を追加搭載した「スリムヴォイスシリーズ」を発売した。人気麻雀プロの伊達朱里紗選手と、俳優の小山剛志の音声が収録された全自動麻雀卓となっている。小山剛志は、麻雀最強戦などで司会を務めている。

スタート時やリーチ時、オーラス(最後の局)時などで、それぞれ異なる音声を搭載している麻雀卓はこれまでもあった。ただ音声搭載はこれまで、雀荘などで使用されている業務用の麻雀卓に限られており、家庭用麻雀卓で音声が搭載されているものはなかったという。

今回音声収録の対象となった伊達選手は、Mリーグの「KONAMI麻雀格闘倶楽部」に所属している。Mリーグの個人タイトルを3年連続で獲得。累計スコアでも上位に入るなど、注目の選手となっている。

伊達選手は、麻雀プロ以外に、声優としても活躍している。「アイドルマスターシンデレラガールズ」「ヲタクに恋は難しい」など、多くの人気アニメにも出演している。声優としても活躍する伊達選手の声を、麻雀を楽しみながら聴くことができる商品となっている。

同社の「スリムシリーズ」は、点数表示の有無、麻雀牌のサイズ、カラー(白黒)など、多くのバリエーションを展開している。「ヴォイスシリーズ」も、既存の商品と同様、12種類のバリエーションを用意しているという。

▲「スリムヴォイススコア28」

同商品については、9月初旬からXで先行予約の受付を開始。現在も、予約の約50%が、Xからの予約となっているという。

予約分については、価格据え置きキャンペーンを実施しており、前モデルと同価格で販売している。キャンペーン終了後の販売価格は未定だという。

音声機能の搭載について、ネット事業部の高橋晋也氏は、「既存の商品に音声を追加するにあたり、これまで搭載していた操作音などを一部削除した。二重で音が聴こえる煩わしさを解消している」と話す。

「音声機能を搭載し、これまでの家庭用全自動麻雀卓の常識を超えた商品となっている。細かい部分も使いやすく改良している。今後の家庭用麻雀卓のスタンダードとして、業界に革命をもたらしていきたい」(同)と話している。