法人向けクラウドデータ管理ツールを開発するAvePoint Japanは8月29日、法人向けのMicrosoft 365利活用状況分析ツール「AvePoint tyGraph(タイグラフ)」(以下、tyGraph)に、Copilot for Microsoft 365のライセンスの利用・割り当てに関する分析機能を搭載したことを発表した。

  • 分析ツールAvePoint tyGraphに新機能を追加する

    分析ツールAvePoint tyGraphに新機能を追加する

tyGraphのサービス概要

tyGraphシリーズはMicrosoft 365内のアクティビティログや監査ログなどのデータを人事情報と結び付けて分析可能にすることで、企業や組織のMicrosoft 365に対する投資効果を可視化して有効活用を支援する。今回、新たにCopilot for Microsoft 365ライセンスに関する可視化機能を追加し、ライセンスの利用と割り当てに関する洞察を提供する。

Copilot for Microsoft 365の利用状況の把握機能

新機能では、部署ごとのライセンス割り当て状況の確認や、ライセンスを付与すべき部署およびユーザーの特定、年間を通した利用率の推移などを可視化可能。これにより、組織内のライセンス割り当ての見直しや、活用促進施策の検討などを支援する。

この機能を利用することにより、組織内における使用パターンのモデリングおよびAI活用により生産性の向上とROI(Return On Investment:投資利益率)の促進が見込める。データに基づく洞察を活用することで、組織内の必要な部門やユーザーにライセンスを割り当て、ROIと従業員満足度の最適化が見込めるという。

また、Copilot for Microsoft 365の使用状況に関するデータを活用することで、理想的な生産性向上行動を特定し、活用促進の施策として提示できるようになるとしている。