ソニーグループとソニーネットワークコミュニケーションズは8月27日、新規事業開発からサービス実装までの一連の支援を統合的に行う、法人向けのサービスを提供すると発表した。

今回、社内外の事業開発支援とオープンイノベーションを促進する「Sony Startup Acceleration Program(ソニー・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム:SSAP)と、システム/Web開発やAIを活用し社内外の事業開発を支援してきたソニーネットワークコミュニケーションズが連携し、新規事業に取り組む企業に向けた統合的なソリューションサービスを立ち上げた。

Sony Startup Acceleration Programとは

Sony Startup Acceleration Programは、社内外の事業開発の課題解決とオープンイノベーションを促進するソニーのプログラム。

ソニー社内で新規事業プログラムを立ち上げ、ゼロから新規事業を創出した経験とノウハウを生かし、2018年から社外にもサービス提供を開始。幅広いスキルとノウハウを備えたアクセラレーターの伴走により725件以上の支援を24業種の企業へ提供、大企業ならではの事情に精通しているという。

新規事業支援サービス -実装・AI活用パッケージ

同サービスとして、新規事業支援サービス -実装・AI活用パッケージを提供する。

同パッケージでは、DX推進に伴うクラウドサービスの創出を希望するユーザーに対し、着手の目的、顧客像、提供価値、ビジネスモデルの整理と可視化、提供価値に必要な開発要件定義から、UIデザイン、開発プロセス構築、ツール提供、開発受託まで、一気通貫で支援する。

具体的には、組織開発・人材育成支援や、事業育成支援など新規事業開発における困りごとを解決するメニューが用意されており、課題に合わせて必要な支援を組み合わせればよい。

  • 実装・AI活用パッケージで用意されている支援メニュー